ロビー・ロバートソン、新ソロ・アルバムからヴァン・モリソンとのコラボ曲をリリース

元ザ・バンドのギタリストだったロビー・ロバートソン（76歳）が、9月5日にトロント国際映画祭で初上映されるドキュメンタリー『Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』の公開に合わせ、新たなソロ・アルバム『Sinematic』を9月20日にリリースします。このアルバムは、2011年の『How To Become Clairvoyant』以来、8年ぶりの作品になります。

収録された13曲はロバートソンがプロデュースを手掛け、大半の曲にベーシストのピノ・パラディーノ（ザ・フー／ジョン・メイヤー）、ドラマーのクリス・デイヴ（ディアンジェロ／アデル）、アルバムのミキシングを手掛けたキーボーディストのマーティン・プレイドラーが参加している他、「I Hear You Paint Houses」にヴァン・モリソン、「Remembrance」にジム・ケルトナー、デレク・トラックス、ドイル・ブラムホールII、「Once Were Brothers」にシチズン・コープ、「Dead End Kid」と「Let Love Reign」にグレン・ハンサード、「The Shadow」にハウイー・Bがゲスト参加しています。

プレスリリースによると、今回のアルバムは、ドキュメンタリー『Once Were Brothers』と2016年に出版された自叙伝『Testimony（ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春）』、そして今年Netflixで配信予定のマーティン・スコセッシ監督の映画『The Irishman』に提供した自身の楽曲をヒントに制作したといいます。

また、このアルバムのデラックス・エディションが、1,000セット限定で10月25日に発売予定となっており、CDと2枚組LPの他、ロバートソンが描いた各曲のアートワークを掲載した36ページのハードカヴァー本が同封されているそう。

現在、ヴァン・モリソンをフィーチャーした収録曲「I Hear You Paint Houses」が試聴可能となっています。