ビー・ジーズの伝記映画が進行中

ギブ三兄弟。中央が長兄バリー、左側のロビンと右側のモーリスは二卵性双生児 Pic : Koh Hasebe / ML Images / Shinko Music
ビー・ジーズは1972年に初来日。3月23日渋谷公会堂のステージより Pic : Koh Hasebe / ML Images / Shinko Music
『ミュージック・ライフ』インタヴュー取材時。この時の模様は1972年5月号に掲載 Pic : Koh Hasebe / ML Images / Shinko Music
〈Deadline〉によると、ビー・ジーズの伝記映画が制作初期段階にあり、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーを務めたグレアム・キングが制作に携わるとのことです。
 
米パラマウント・ピクチャーズが、ビー・ジーズのエステートからギブ3兄弟のライフ・ストーリーに関する権利を取得したため、映画ではビー・ジーズの楽曲が使用可能となりましたが、現時点では脚本家も決まっておらず、それ以上の詳細は明らかになっていません。
 
ビー・ジーズのギブ3兄弟(バリー、ロビン、モーリス)は、英国王室属領マン島に生まれましたが、1958年に父の都合によりオーストラリアに移住。1963年にオーストラリアでレコード・デビューを果たした後、父の故郷であるイングランドへ戻りました。

その後、アメリカを中心に活動を続け、これまでに「マサチューセッツ」「メロディ・フェア」「愛はきらめきの中に (How Deep Is Your Love)」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」「哀愁のトラジディ」など、数多くの大ヒット曲を発表しています。

しかしビー・ジーズは数々の悲劇にも見舞われ、二卵性双生児のロビンとモーリスは、それぞれ2012年と2003年に他界、ビージーズのメンバーではありませんでしたが、3兄弟の弟にあたる末っ子の歌手アンディ・ギブも、1988年にわずか30歳の若さで他界しています。

唯一の生き残りメンバーであるバリー・ギブ(73歳)は、現在もシンガー/ソングライター、音楽プロデューサーとして活動しており、2016年にはソロ・アルバム『In The Now』を発表。2018年には音楽と慈善活動への貢献が認められ、バッキンガム宮殿でナイトの爵位を授与されています(2018年6月28日MLCニュース参照)。

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