トーキング・ヘッズのドラマー、クリス・フランツの自叙伝『Remain in Love』2020年3月発売

トーキング・ヘッズのドラマー、クリス・フランツの自叙伝『Remain in Love：Talking Heads, Tom Tom Club, Tina』が、2020年3月12日に米セント・マーティンズ・プレス（St. Martin’s Press）から出版されます。サブタイトルにあるトム・トム・クラブとティナは、クリス・フランツと、彼の妻でベーシストのティナ・ウェイマスが創設したサイド・プロジェクト。
 
トーキング・ヘッズは、1970年代半ばから80年代後半にかけて活動したポスト・パンク・バンドで、デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスンの4人がオリジナル・メンバーでした。この4人は、2002年に「ロックの殿堂」入りを果たし、セレモニーで再結集しています。
 
本書には、グレイス・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル、ルー・リード、ブライアン・イーノ、デビー・ハリーなど、当時の記憶に残るアーティストが多数登場し、トーキング・ヘッズの楽曲や当時の食事、洋服、デヴィッド・バーンとの複雑な関係などが詳しく鮮明に描かれているそうです。
 
今月になって、トーキング・ヘッズのアカウントがインスタグラムに開設され、再結成の噂が持ち上がりましたが、デヴィッド・バーンは自分とは無関係だと声明を発表し、クリスとティナもトーキング・ヘッズの再結成は計画していないと噂を一蹴しています。