エルトン・ジョン、オーストラリア森林火災の救済に100万ドルを寄付

フェアウェル・ツアー「Farewell Yellow Brick Road」でオーストラリアを訪れているエルトン・ジョンが1月7日、シドニー公演の最中にオーストラリアの森林火災救済基金に100万ドル（約1億846万円）を寄付すると発表しました。

昨年9月に発生した森林火災は、記録的な高温と干ばつにより現在も燃え続け、少なくとも25人が死亡、多くの人々が自宅を追われ、5億匹もの野生動物が焼け死んだと報道されていますが、オーストラリア政府からは、今後も数ヵ月は火災が収束しない可能性があると警告が出ています。

エルトンのほか、音楽業界からはピンクとメタリカがそれぞれ50万ドルを寄付すると発表、地元オーストラリアのバンド、エアボーンもファンに寄付を募っています。

映画界からはオーストラリアの俳優クリス・ヘムズワース（Chris Hemsworth）が100万ドル、ニコール・キッドマンが50万ドル、米ファッション・モデルで女優のカイリー・ジェンナーが100万ドルを寄付し、その他にも多くの著名人がSNSでサポートを呼び掛けており、今後も救済支援の輪は広がっていくようです。

また2月16日には、シドニーのANZスタジアムで森林火災救済のチャリティ・コンサートが行われることになり、その前日に同会場で公演予定となっているクイーン＋アダム・ランバートも出演するようです。