デヴィッド・オルニーがパフォーマンス中に急死

米フォーク・シンガーでソングライターのデヴィッド・オルニー(David Olney)が1月18日、フェスティバルでのパフォーマンス中に急死しました。享年71。
 
オルニーが出演していたのは、フロリダ州サンタ・ローザ・ビーチで開催されていた「30A ソングライターズ・フェスティバル(30A Songwriters Festival)」で、オルニーのほかにもブライアン・ウィルソン、ジョン・プライン、ドン・マクリーンらがラインナップに顔を揃えていました。
 
オルニーの隣にいたシンガー・ソングライターのエイミー・リグビーによると、オルニーは午後のパフォーマンスを終えた後、2回目となる夜のステージで椅子に座ってギター演奏していたところ、3曲目の途中で突然演奏が止まり、一度は観客に謝罪したものの、そのまま目を閉じ、うなだれたまま亡くなったそうです。

オルニーはギターも落とさず、椅子に座ったままだったため、当初は誰もが小休止しただけだと思っていたそうですが、その後事態に気付き、スタッフと観客の中にいた医師らが蘇生を試みたものの、帰らぬ人になったそうです。現時点で死因はわかっていません。
 
この日の午後、亡くなる数時間前に行なった30分のパフォーマンス映像がYoutubeに投稿されています。

David Olney at 30A Songwriters Festival 1/18/2020
1948年にロード・アイランドで生まれたオルニーは、1971年から音楽キャリアをスタートさせ、1973年にナッシュヴィルに移住しThe X-raysを結成。エルヴィス・コステロのオープニングを務めていましたが1985年に解散しています。
 
その後ソロのシンガー/ソングライターとして1986年から2017年にかけて20枚以上のアルバムをリリースし、リンダ・ロンシュタットやエミルー・ハリス、デル・マクーリーらに曲を提供していました。
Jerusalem Tomorrow
These Boots Are Made For Walkin'
by DAVID OLNEY
商品情報
David Olney
『This Side Or The Other』

CD(2018/8/24)輸入盤

 
商品情報
David Olney
『Eye Of The Storm』

MP3(1986/1/1)輸入盤

 
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