ニューオーリンズのR&Bシンガー、ロバート・パーカーが89歳で死去

1966年のヒット曲「ベアフッティン（Barefootin’）」で知られる米R&Bシンガーのロバート・パーカー（Robert Parker）が1月19日、老衰のためルイジアナ州ローズランドの自宅で亡くなりました。享年89。
 
1930年にニューオーリンズで生まれたパーカーは、サックス奏者としてキャリアをスタートさせ、50年代にはファッツ・ドミノやアーマ・トーマスなど、ニューオーリンズのミュージシャンと共演し、地元のティファナ・クラブでも、リトル・リチャードらのバックを務めるハウス・バンドとして5年間活動していました。
 
1958年からソロに転向し、1966年のヒット曲「ベアフッティン」は100万枚以上を売り上げましたが、その後はヒットに恵まれず、70年代にはレコーディングに終止符を打ちました。

しかしながら、その後もツアーを続け、ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティバルなどにも出演し、2007年には「ルイジアナ音楽の殿堂」入りを果たしています。また2009年には、ニューヨーク・リンカーン・センターのコンサートにも出演しました。


ROBERT PARKER BAREFOOTIN' VIDEO FOOTAG