「アビー・ロード」の横断歩道に再塗装

ビートルズ1969年のアルバム『アビイ・ロード』のジャケットに掲載された世界一有名な横断歩道が、新型コロナウイルスのパンデミックで人の往来が消えたため、3月24日に再塗装されました。再塗装の模様を捉えた一連の写真は、ultimateclassicrock.com によるこちらのニュースでご覧ください。
 
1969年8月8日の朝、ビートルズはアルバムをレコーディングしていたアビー・ロード・スタジオを出て、写真撮影のため約10分間この横断歩道を往復しました。

警察官が交通を遮断する中、カメラマンのイアン・マクミランはハシゴの上から6枚の写真を撮影し、5枚目の写真がアルバム・カヴァーに使われたそうです。
abbey road

訪れたファンなら誰しもが真似をしたくなる場所。こちらの動画もおそらくそのひとつで、今月の19日にアップされたものであるため塗り直しが行なわれる前の直近と思われる横断歩道が映っている。これを見るとペイントがはがれ、荒れてしまっているのがわかる。
一方こちらは塗り直し後。アビイ・ロードのこの横断歩道には定点観測するライヴ・カメラが設置されており、アビイ・ロード・スタジオの公式HPにも専用のコーナーが設けられている。ページ中程にある「50 Years of Abbey Road!」で「LIVE」のボタンを押すと、リアルタイムの映像が映し出される仕組み。3/27現在ペイントはもちろん真っさら。なお塗り直し自体は割と行なわれている模様。

この撮影からちょうど50年経った昨年8月8日には、この横断歩道で50周年記念のイベントが行なわれています(2019年8月9日MLCニュース参照)。

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