ノー・ウェイヴ時代のミュージシャン、クリスティーナが61歳で死去
Cristina - What's A Girl To Do
米ノー・ウェイヴ/ニュー・ウェイヴのシンガーだったクリスティーナ(クリスティーナ・モネ・ジルカ)が4月1日、新型コロナウイルスの合併症により61歳で亡くなりました。彼女の所属レーベルだったZEレコードの共同創設者、マイケル・エステバンがフェイスブックで発表しています。
『ザ・ヴィレッジ・ヴォイス』のライターだったクリスティーナは、後に夫となるZEレコードの共同創設者マイケル・ジルカに説得され、1978年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドのベーシスト、ジョン・ケイルがプロデュースしたデビュー・シングル「Disco Clone」をリリースしました。その後、1980年に同レーベルからファースト・アルバム『Cristina』を発表、1984年にはドン・ウォズがプロデュースしたセカンド・アルバム『Sleep It Off』をリリースしています。
2枚のアルバムはニューヨークのアンダーグラウンドで注目を集めましたが、その後クリスティーナは音楽業界から去り、同じく引退した夫のジルカと1985年にテキサスに移住するも1990年に離婚。ニューヨークに戻ったクリスティーナは、多くのミュージック・エッセイを執筆していました。
また2004年には、アルバム『Cristina』と『Sleep It Off』の再発盤として、ZEレコードがそれぞれ『Doll in the Box』と『Sleep It Off』のタイトルでリイシューし、新たに注目を集めていました。
Disco Clone / Cristina
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