クラフトワークの共同創設者、フローリアン・シュナイダーが73歳で死去
ドイツ出身の電子音楽グループ、クラフトワーク(Kraftwerk)の共同創設者で、エレクトロ・ポップのパイオニアだったフローリアン・シュナイダー(Florian Schneider)が先月、ガンのため73歳で亡くなりました。
クラフトワークは、次の声明を発表しています。
「ラルフ・ヒュッター(バンドの共同創設者/現メンバー)から非常に悲しいニュースが届きました。何十年にもわたり彼の友人で仲間だったフローリアン・シュナイダーが、短期間ガンと闘った末、(4月7日に)73歳の誕生日を迎えた数日後に他界しました」
「1968年、ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーは芸術的かつ音楽的なコラボレーションを開始し、1970年にはデュッセルドルフに “クリング・クラング・スタジオ”(Kling Klang Studio)を設立し、マルチメディア・プロジェクト “クラフトワーク” をスタートさせました。クラフトワークのアルバム全てが、そこで考案され制作されています」
シュナイダーは2008年までメンバーとして活躍し、ヒュッターとの作曲やプロデュースがバンドのクリエイティヴな原動力となり、シュナイダーは在籍中に発表した10枚のスタジオ・アルバムをヒュッターと制作しました。
「ロックの殿堂」入りに6度ノミネートされたクラフトワークは、2014年に「グラミー賞特別功労賞」を受賞、2018年にはライヴ・アルバム『3-D The Catalogue』が「グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞」に輝いています。
またクラフトワークは、ポップとテクノのみならず、ロックやメタルのミュージシャンにも大きな影響を与え、デヴィッド・ボウイもシュナイダーから影響を受けた一人でした。彼の訃報を受け、多くのアーティスト/グループが追悼のメッセージをツイート。ニュースサイト「Louder」の記事には本ページ冒頭のミッジ・ユーロ(ウルトラヴォックス)をはじめ、ガービッジ、ナイジェル・ゴッドリッチ(レディオヘッドのプロデューサー)、マーティン・ウェア(ヘヴン17)、OMDらのツイートを、この他「Pitchfork」ではジョルジオ・モロダーのインスタグラムでの追悼メッセージが紹介されています。
なお、クラフトワークは今年の夏に結成50周年記念の北米ツアーを予定していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより延期されています。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
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