ストラングラーズのデイヴ・グリーンフィールドが新型コロナの合併症により71歳で死去
英パンク・ロック・バンドのストラングラーズ(Stranglers)で長年キーボーディストを務めていたデイヴ・グリーンフィールド(Dave Greenfield)が5月3日、新型コロナウイルの合併症により入院先の病院で亡くなりました。享年71。
ストラングラーズが5月4日にSNSで訃報を伝えています。
「5月3日の夜、キーボードのレジェンド、デイヴ・グリーンフィールドが他界したことをお知らせすることになり、深い悲しみに包まれています。心臓疾患で入院していたデイヴは、先週の日曜日に新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、残念ながら昨夜その闘いに敗れました。デイヴは1975年の後半に加入して以来ずっとバンドのメンバーで、彼のキーボード妙技は、ストラングラーズでの45年間のキャリアを通じ、世界的に知られていました。愛嬌のあるデイヴは、フレンドリーでエキセントリックなキャラクターで、彼とのおしゃべりが尽きることはありませんでした」
英ブライトン生まれのグリーンフィールドは、ストラングラーズの結成直後に加入し、バンドが1977年に発表したデビュー・アルバム『Rattus Norvegicus』は、パンク時代に最も売れたアルバムの一つに。同アルバムはUKチャートで第4位を記録し、続いてリリースした3枚のアルバムもUKチャートのトップ5入りを果たしました。
またデイヴが共同作曲したバンド最大のヒット曲「Golden Brown」は、1982年にUKチャートの第2位を記録しています。
ストラングラーズは今年の夏にフェアウェル・ツアーを予定していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより延期になってしまいました。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
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