カントリー・ギタリストのジミー・キャップスが81歳で死去

米カントリー・ミュージック番組『グランド・オール・オープリー(Grand Ole Opry)』のハウス・バンドでリード・ギタリストを務め、「ミュージシャンの殿堂(Musicians Hall of Fame)」入りを果たしたベテラン・ギタリストのジミー・キャップス(Jimmy Capps)が6月2日、81歳で亡くなりました。
1939年にノースカロライナで生まれたキャップスは、12歳でギターを弾き始め、1958年にルーヴィン・ブラザーズ(Louvin Brothers)のバンドに加入しました。
キャップスは、アメリカ最古のラジオ番組『グランド・オール・オープリー』にルーヴィン・ブラザーズと初出演した後、1959年にこの番組のメンバーになり、1967年には番組のハウス・バンドに加入し、亡くなるまでリード・ギタリストを務めています。
また、売れっ子のセッション・ミュージシャンでもあったキャップスは、アコースティックとエレクトリック・ギターによるスムースな演奏スタイルで知られ、カントリーの女王タミー・ワイネットやバーバラ・マンドレル、ケニー・ロジャース、ジョージ・ストレイトらのレコーディングに参加しました。
2012年にカントリー・ミュージック殿堂博物館で “ナッシュヴィル・キャット” として表彰されたキャップスは、2014年にランディ・バックマンやピーター・フランプトンと共に「ミュージシャンの殿堂」入りを果たし、2018年には「ノースカロライナ・ミュージックの殿堂」入りも果たしています。
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