ジェイムズ・ブッカーの『Classified』とアーマ・トーマスの『After the Rain』が7月にヴァイナルでリイシュー

ニューオーリンズを代表するR&Bピアニストの一人、ジェイムズ・ブッカーのアルバム『Classified』と、R&Bシンガー、アーマ・トーマスの『After the Rain』が、7月31日にクラフト・レコーディングスからヴァイナルでリイシューされることになりました。
 
ジェイムズ・ブッカー1982年の『Classified』には、オリジナル曲のほか、ファッツ・ドミノの「One for the Highway」や、プロフェッサー・ロングヘアのメドレー「Bald Head / Tipitina」、ロイド・プライスの「Lawdy Miss Clawdy」が収録され、この作品はジェイムズ・ブッカーの最高傑作で、80年代の偉大なブルース・アルバムの一つと称賛されています。
 
アーマ・トーマス2006年のスタジオ・アルバム『After the Rain』には、ビリー・テイラー＆ディック・ダラスの「I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free」や、ブラインド・ウィリー・ジョンソンの「（The）Soul of a Man」、エレーニ・マンデルの「Another Lonely Heart」などが収録され、2007年の第49回グラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞を受賞しました。
 
『After the Rain』は、2005年のハリケーン “カトリーナ” によりニューオーリンズの自宅を破壊されたトーマスが、その数ヵ月後にルイジアナ州モーリスのドックサイド・スタジオでレコーディングしたアルバムで、シンガー／ソングライターのマーク・ブロッサード（Marc Broussard：バック・ヴォーカル）や、ブルース／レゲエ・アーティストのコーリー・ハリス（アコースティック・ギター）、ジャズ／ファンクのスタントン・ムーア（ドラム）、ジェイムス・シングルトン（ベース）らが参加しています。