アニマルズのエリック・バードン、トランプ大統領の楽曲無断使用に不快感
アニマルズのフロントマンだったエリック・バードンは、トランプ大統領が9月2日にノースカロライナで行った選挙集会で、アニマルズの「House of the Rising Sun」(邦題「朝日のあたる家」)を無断使用したとして、不快感を露にしています。
この曲は本来、作者不明の伝統的なアメリカン・フォーク・ソングで、ボブ・ディランも60年代初期にカヴァーしていましたが、1964年にアニマルズがシングルとしてリリースしたヴァージョンが世界中で大ヒットし、全英と全米のポップ・チャートで第1位を記録しました。彼らのヴァージョンには、編曲を手掛けたメンバーのアラン・プライスだけがライターとしてクレジットされたことから、その後バンド内の対立を招いた曲でもありますが……。
“VOTE(投票しよう)” のマスクを付けたバードンは、インスタグラムで次のようにコメントしました。
「(この曲の使用に関して)俺に許可を求める人など誰もいないし、トランプが先日の集会でこの曲を使ったことがわかっても驚きはしないが、売春宿での罪と悲劇を謳った曲は、トランプにピッタリだな!(アニマルズの)“We Gotta Get Out of This Place(邦題:朝日のない街)” の方がもっとお似合いだろうけど」
バードンはコメントの最後にハッシュタグを掲載し、投票すること、民主主義を守ること、バイデン氏を支持することを呼び掛けています。


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