「Treat Her Right」で知られる60年代ロッカー、ロイ・ヘッドが79歳で死去

1965年のヒット曲「Treat Her Right」で知られるシンガーのロイ・ヘッド(Roy Head)が9月21日、心臓発作のため79歳で亡くなりました。息子のサンダンス・ヘッドが、フェイスブックで訃報を伝えています。
1941年にテキサス州で生まれたヘッドは、高校時代からザ・トレイツ(The Traits)のメンバーとして活動し、1958年にTNTミュージックと契約した時も高校生でした。ロイ・ヘッド&ザ・トレイツは、60年代中期にかけてロカビリー、ロックンロール、R&Bスタイルで演奏とレコーディングを行ない、1965年の「Treat Her Right」は、ビルボードHot 100チャートの第2位を記録しましたが、ビートルズの「Yesterday」に阻まれ、1位を獲得することは出来ませんでした。
この曲は、ブルース・スプリングスティーンやジェリー・リー・ルイス、ビリー・ギボンズ、ロリー・ギャラガー、ジョージ・ソログッドらがカヴァーし、2019年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督の映画『Once Upon a Time in Hollywood』のオープニング・クレジットと、1991年の映画『The Commitments』でも使われました。
ソロに転向したロイ・ヘッドは、1975年~1985年にかけて、何曲かがカントリー&ウェスタンのチャートにランクインしました。その後、ロイ・ヘッド&ザ・トレイツは、2001年と2007年に再結集し、2007年に「ロカビリーの殿堂」入りを果たしています。



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