メンフィスのブルースマン、レヴァランド・ジョン・ウィルキンスが76歳で死去
ゴスペルとデルタ・ブルース、ソウルを融合させたシンガー/ソングライター/ギタリストで、牧師でもあったレヴァランド・ジョン・ウィルキンス(Reverend John Wilkins)が10月7日、76歳で亡くなりました。
彼の所属するゴナー・レコーズ(Goner Records)がSNSで訃報を伝えていますが、死因は発表されておらず、ウィルキンスが先月リリースした2作目のソロ・アルバム『Trouble』のプレス資料には、「彼は新型コロナとの闘いを生き延び、1ヵ月にわたり集中治療室に入院したが、退院後は愛する人たちに囲まれながら自宅で療養している」と綴られていました。
テネシー州メンフィス生まれのウィルキンスは、牧師でブルース/フォーク・リヴァイヴァル・アーティストだったレヴァランド・ロバート・ウィルキンスの息子で、音楽と教会の両方で父から大きな影響を受けていました。
ソロとして活動するまで、ウィルキンスは父と共に教会で歌い、その後はM&Nゴスペル・シンガーズと共演し、80年代半ばにミシシッピ州コモのハンターズ・チャペルの牧師になりました。
彼が2010年に発表した初ソロ・アルバム『You Can’t Hurry God』には、父の曲「Prodigal Son」が収録され、この曲はローリング・ストーンズも1968年のアルバム『Beggars Banquet』でカヴァーしています。
商品情報
Reverend John Wilkins
『You Can't Hurry God』
CD(2011/2/15)輸入盤
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