アウトフィールドのフロントマン、トニー・ルイスが62歳で死去

アフトフィールド公式サイトより

 
ロンドンを拠点としたポップ・ロック・バンド、アウトフィールド(Outfield)のシンガー/ベーシストで、ソングライターでもあったトニー・ルイス(Tony Lewis、写真中央)が10月20日、62歳で急死しました。

ルイスのフェイスブックで訃報が伝えられていますが、死因は発表されていません。
1957年にロンドンのイーストエンドで生まれたルイスは、9歳でビートルズを聴き、その後70年代グラム・ロック・バンドの大ファンになりました。

学生時代にドラマーのアラン・ジャックマンと初めてバンドを結成し、その後ギタリストのジョン・スピンクスを加えたプログレッシヴ・ロック・バンドのシリウス・Bを結成。しかしながらバンドは80年代初期に解散し、1984年からアウトフィールドとして活動していました。

全米チャートの9位を記録した1985年のデビュー・アルバム『Play Deep』がトリプル・プラチナに認定され、シングル「Your Love」「All the Love in the World」「Everytime You Cry」もヒット。その後も1987年にセカンド・アルバム『Bangin’』を発表し、続く5年間で「Voices of Babylon」や「For You」などのシングルがヒットしましたが、ジャックマンが90年初頭に脱退し、デュオとしてリリースした2011年のアルバム『Replay』がバンド最後の作品になりました。

2014年にスピンクスが他界したことでバンドは解散しましたが、ルイスは2018年にソロ・アルバム『Out of the Darkness』を発表し、アメリカ・ツアーも行なっていました。

新型コロナの感染が広がる前、ルイスはバンドのウェブサイトに「2020年はアメリカ・ツアーとニュー・アルバムの作曲で忙しい」と綴っていました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
The Outfield
Your Love
(Official Music Video)
商品詳細
The Outfield
『Play Deep』
[12 inch Analog]

LP(2018/1/12)輸入盤
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