アリス・クーパー、新作からヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー「Rock & Roll」公開

このアルバムは、クーパーの出身地デトロイトにおける60年代後半から70年代初期の活気あるロック・シーンへのトリビュートとして制作され、長年クーパーのコラボレーターを務めるボブ・エズリンがプロデュースしています。

「Rock & Roll」は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド（VU）のリーダーだったルー・リードが書いた曲で、VU 1970年のアルバム『Loaded』に収録されました。

その後、1971年にミッチ・ライダー率いるデトロイト（デトロイト・ホイールズの発展形）がこの曲をカヴァーし、当時アリス・クーパー・グループのプロデューサーだったボブ・エズリンが制作を担当、このヘヴィなカヴァーを気に入ったルー・リードは、1973年のソロ・アルバム『Berlin』でエズリンをプロデューサーに起用しました。

今回のカヴァーにも、デトロイトのジョニー・ビー・バダニェック（ds）とスティーヴ・ハンター（g）がフィーチャーされています。