ミスター・ビッグ、パット・トーピー最後の日本公演を収録した延期中のボックスセット、2月発売

この作品について、シンガーのエリック・マーティンは次のように語っていました。
「数か月前、日本のレコード会社からメールが来て、パット・トーピーのラスト・ショウになった日本での全9公演を収録してあると言ってきたんだ。僕らのサウンド・エンジニアを過去10年にわたり務めているミシェルに、日本のレコード会社が録音していたかどうか尋ねたんだけど、彼女は自分の周りで録音していた人は一人もいなかったと言うし、僕らはそういった契約もしてなかったから、彼らは一体どうやって収録したんだろうと不思議に思っていたんだ。

そうしたら、僕は全く知らなかったけど、彼らは毎年僕らが日本公演を行なうたびにモニター・ボードで録音していて、全9公演のモニター・ミックスがあったんだ。彼らがミキシングしたそうで、当時の9公演では同じ曲を何度も演奏していたけど、公演を行なった都市によってエネルギーが違うし、3～4回の公演では一度もライヴで演奏したことがなかった曲のメドレーもあった。かなりいいコンサートだから、彼らが録音してくれてて嬉しかったよ。僕は今まで録音されてることを知らなくて良かった。もし事前に知っていたら、完全にビビってただろうからね」

昨年11月、ベーシストのビリー・シーンが語ったところによると、バンドは2018年にパット・トーピーが亡くなって以来（2018年2月14日MLCニュース参照）、今後のことについてはまだ決めてないそうです。

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※昨年8月28日付でWOWOWエンタテインメントより国内盤の発売予定が発表され、その後延期のアナウンスも出ていますが、2月12日時点ではまだ新たな発売日は告知されていません。今後の公式HPの発表にご注目ください。

WOWOWエンタテインメント：MR. BIG公式HP

〈以下メイカー・インフォメーションより〉　

※2020.08.28付
オリジナルMR.BIG最後のジャパン・ツアーとなった2017年9公演の全記録！

翌年2月に亡くなったパット・トーピーのパーキンソン病はこの時点でかなり進行していたが、そんな重苦しさを微塵も感じさせないMR.BIGらしい明るいパフォーマンスはコロナ禍でロック・シーン全体が沈滞してしまった今だからこそ求められる！ 　MR.BIG 初のジャパン・ツアー全公演公開には様々な難題があったが、パット追悼の思いも込めビリー・シーン、エリック・マーティン、ポール・ギルバートが意思統一。ついに公開決定！

世の中重苦しい空気に包まれている今だからこそ、輝きを増す明るくポジティヴなロック・ショウ開演！

2017年9月から10月にかけて行なわれたジャパン・ツアー全9 公演を記録した記録用マルチトラック・データから制作。これまでブルーレイ『ライヴ・イン・ミラノ』『ソングス 2010-2017』2CDエディションで一部公開された音源を全編公開。ジャパン・ツアー全公演音源は初。

公演毎に見開き紙ジャケットに収め、9種類の紙ジャケットをボックスに収納。2017 年ジャパン・ツアー・ラミネート・パス・レプリカ、ボックス用ブックレットを追加。

※全公演マルチトラック録音音源
音源由来のノイズ等発生する箇所があります。
※9月26日武道館公演のみショウ後半「1992」の途中以降のデータが欠落のため別音源で補完しています。