ヴァン・ヘイレン、「Jump」と「Panama」のＭＶ撮影時に収録したアウトテイク映像公開

Van Halen - Complete Video Outtakes


ヴァン・ヘイレンが1984年の「Jump」と「Panama」のミュージック・ビデオを撮影していた時のアウトテイク映像が、YouTubeに公開されました。

ディレクターのピーター・アンジェラスによると、両ビデオの撮影時に収録した映像は何時間分もあるそうで、「Jump」の映像は一部パナマで撮影され、「Panama」の映像にはロードアイランドのプロヴィデンス・シヴィック・センターで撮影されたものもありますが、デヴィッド・リー・ロスがバイクで走り回る姿や、アレックス・ヴァン・ヘイレンがマーキュリーのローライダーに乗っている映像を含め、ミュージック・ビデオの大半はロサンゼルスで撮影されたとのこと。

また、公開された90分の映像には、バンドが様々なホテルでくつろぐシーンや、メイド姿のグルーピーからルーム・サービスを受ける様子、デヴィッド・リー・ロスが上半身裸で逮捕される姿、スーツ姿のエディがグランドピアノを弾く様子などもフィーチャーされており、ロケーションとなったホテルの中には、モーターヘッドのレミーがバンドのデビュー・アルバムの曲を書き、ツェッペリンのジョン・ボーナムがバイクで廊下を走ったという逸話のあるウェスト・ハリウッドのハイアット・ハウス・ホテル（通称ライオット・ホテル、Riot＝暴動）も含まれます。

なお、本来この映像に音楽は入っていませんでしたが、YouTubeユーザーのMy Collectionがヴァン・ヘイレン初期のデモ音源を追加し、ノスタルジックな映像に仕上げています。