ハートのナンシー・ウィルソン、エディ・ヴァン・ヘイレンへのトリビュート曲「4 Edward」パフォーマンス映像公開

ビデオの冒頭で、ナンシーは次のように語っています。
「80年代にハートがヴァン・ヘイレンとツアーした時、エディが私のアコースティック演奏を褒めてくれたの。私が、『なぜもっとアコースティックを弾かないの？』って訊いたら、アコースティックを1本も持ってないと言ったので、私のギターを1本あげたのよ。そしたら翌朝早く、ホテルの部屋にエディから電話がかかってきて、電話越しにアコースティック・ギターで美しい曲を聴かせてくれたの。クラシックみたいなロックのような曲で、エンディングはもっとクラシックぽかった。このトリビュート曲は、80年代のあの日の朝、彼が聴かせてくれた曲を出来るだけ再現しようとして書きました」

このアルバムは、カリフォルニアにあるウィルソンの自宅スタジオで録音され、バンド・メンバーのほか、サミー・ヘイガーやダフ・マッケイガン（ガンズ＆ローゼズ）、テイラー・ホーキンズ（フー・ファイターズ）、リヴ・ワーフィールド（プリンス）らが特別ゲストとしてリモート参加しました。
 
収録された12曲のうち8曲はオリジナル曲ですが、ブルース・スプリングスティーンの「The Rising」（2020年10月23日MLCニュース）、パール・ジャムの「Daughter」、サミー・ヘイガーをフィーチャーしたサイモン＆ガーファンクルの「The Boxer」、リヴ・ワーフィールドをフィーチャーしたクランベリーズの「Dreams」など4曲のカヴァーが含まれ、エディに捧げたインストゥルメンタル曲「4 Edward」は、アルバムの最後に収録されています。