映画『リル・バック ストリートから世界へ』リル・バック本人へのインタヴュー&ダンス界の著名人からの絶賛コメント到着!

8/20公開『リル・バック ストリートから世界へ』リル・バックから日本のダンサー・観客の皆さんへメッセージ


世界的ダンサー、リル・バックの半生を描いた映画『リル・バック ゲットーから世界へ』は、8月20日(金)公開。それにあたり本人コメントの動画、および映画を見た日本の著名なダンサー/振付家のみなさんからのコメントが到着しました。
〈公式インフォメーションより〉

映画『リル・バック ストリートから世界へ』──メンフィスで育った少年が1本の動画をきっかけに世界的ダンサーとなる感動ドキュメンタリー。リル・バック本人へのインタビューから日本の観客へのメッセージ公開&ダンス界を中心に国内外からの絶賛コメントも到着。

タフな闘争の街メンフィスで育った少年リル・バックが1本の動画をきっかけに世界的なダンサーとなり、メンフィスの光になるまでの軌跡を描く感動的なドキュメンタリー『リル・バック ストリートから世界へ』が8月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開される。

映画の舞台は、全米有数の犯罪多発地域で公民権運動のキング牧師が暗殺された場所でもあるメンフィス。そこで育ったチャールズ・ライリー(愛称リル・バック)は、メンフィス発祥のストリートダンス”メンフィス・ジューキン”にのめり込む。さらには、そのダンスを磨くため、奨学金を得てクラシックバレエにも挑戦。ジューキンとバレエを融合させ、名曲「白鳥(瀕死の白鳥)」を踊る。偶然そのダンスを撮影した映画監督スパイク・ジョーンズが動画を投稿したことで、彼の運命は大きく変わっていく。

現在もダンスフェスティバルやTVシリーズやCMの撮影、短編映画の制作などで多忙な活躍が続くリル・バック。その忙しいスケジュールの中で行った貴重なリモートインタビューから、日本のダンサーや観客へのメッセージ部分を動画とテキストでご紹介したい。「どんな困難があったとしても、自分のやっていることを愛しつづけて」とまっすぐな瞳で語るリル・バックの姿。メンフィスの貧困地域で育ち、ひたすらダンスに向き合い続けた彼だからこそ、その言葉は強いエネルギーに溢れている。

また、ダンス界を中心に国内外の著名人たちから本作へのコメントも到着。
LAを拠点にジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズの振付師・バックダンサーとして活躍し、SHINeeをはじめ数多くのK-POPアーティストの振付やコンサート演出を手がけるダンスエンターテイナーの仲宗根梨乃さんは
「サプライズと納得だらけのドキュメンタリー。彼を見ていると自然に笑顔になり、涙が溢れていきました」、バレエダンサーの枠を超えて俳優としても挑戦的な活躍を続ける舞踏家の首藤康之さんは「見たこともない美しいダンスがそこにあった!」、その他にもダンサーの酒井はなさん、島地保武さん、舞台プロデューサーの前田圭蔵さん、さらには本作に出演している振付家のバンジャマン・ミルピエや映画監督のスパイク・ジョーンズなどから多彩なコメントが届いている。

世界的なダンサー・アーティストたちをも感動で包む『リル・バック ストリートから世界へ』、8月20日(金)からの公開にぜひご期待ください。
『リル・バック ストリートから世界へ』予告編
◆リル・バックより日本のダンサー・観客の皆さんへ
どんな困難があったとしても、自分のやっていることを愛しつづけて。
個人的に苦しかったり、世界の状況が大変だったとしても、
どうか、好きなことを止めないでください。
ダンサーとしてどれだけお金を稼げるかとか、稼げないとかではなくて、
なぜダンスを始めたのかを忘れないで。
だって、最初にダンスを始めたのはお金のためではないでしょう?
ダンスが大好きだから始めたんだ、ということを忘れないでほしい。
自分の身体すべてを捧げて、どんな困難も乗り越えようと思うほど、
ダンスを愛していたということを。
その情熱を忘れないで。
そうすればもう大丈夫。
だってそれが、君の踊る理由だから。

経済的なことに左右されないで。
君にとって”成功”が何を意味していようと、
本当に成功したいのなら、どうかもがいて手に入れて欲しい。
ダンスへの情熱で自分を動かして、そこに到達してください。

◆『リル・バック ストリートから世界へ』コメント
*順不同・敬称略

サプライズと納得だらけのドキュメンタリー。
彼にしか見えない光-希望-信頼を忠実に確実に掴んでいったリル・バック。
彼を見ていると自然と笑顔になり、涙が溢れていきました。
──仲宗根梨乃(ダンスエンターテイナー)

魂の叫びをエネルギーの源として彼の細胞が躍りだす。
強靭で滑らかなトウ(爪先)は永遠に立ちつづけ、
見たこともない美しいダンスがそこにあった!
──首藤康之 (舞踊家)

トゥシューズで表現する白鳥とまったく違う白鳥。
メロディに彼の特別なリズムが融合し、動きが滞ることがない。
彼の「瀕死の白鳥」に”新しい感覚”をいただいた。
──酒井はな (ダンサー)

つま先立ちでバランスを崩しそうだけど保っている。
物だったら倒れているところを、生きているからこそ戻ってこれる。
生命の強さや凄くセクシーさを感じるダンスだ。
──島地保武(ダンサー)

サムシング・スペシャル!
──スパイク・ジョーンズ(映画監督)

すでに驚異のダンサーだが、
まだ進化を続けている。
──バンジャマン・ミルピエ(振付家)

リル・バックの一挙手一投足から目が離せなくなりました。
「踊り続ける」彼の引力は凄まじいものでした。
そしてなんだか少し僕も道端で踊りたくなりました。
(月並みな言い方になりますが)この映画には「ダンス」のもつ不思議な魔力が詰まっていました。
──前田圭蔵(舞台プロデューサー)
*コメント抜粋
ジャネール・モネイ、マドンナらとの共演やヴィトン、ヴェルサーチ、シャネルなどとのコラボ。誰も見たことのない驚異のダンサー、リル・バック。

1988年生まれ。ヨーヨー・マとの共演のほかジャネール・モネイ「Tightrope」のMV、シルク・ドゥ・ソレイユへの出演、マドンナのツアーへの参加、ルイ・ヴィトン財団での公演、ヴェルサーチやナイキとのラボレーション、ユニクロやGAP、AppleのCM出演など多彩な活動を続ける。MOVEMENT ART IS (M.A.I.)を立ち上げ、現在、NYのジュリアード音楽院のクリエィティブ・アソシエイツも務める。
原題:LIL BUCK REAL SWAN|監督:ルイ・ウォレカン|2019年|フランス・アメリカ|ドキュメンタリー|85分|DCP|カラー

8月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、
新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開

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