ディレイズのフロントマン、グレッグ・ギルバートが44歳で死去
英インディ・ロック・バンド、ディレイズ(Delays)のフロントマンで、詩人/ヴィジュアル・アーティストでもあったグレッグ・ギルバート(Greg Gilbert)が9月30日、44歳で亡くなりました。グレッグは、2016年に大腸ガンと診断されており、弟でバンド・メンバーのアーロン・ギルバートが訃報を伝えています。
グレッグとドラマーのロウリー、ベーシストのコリン・フォックス、ギタリストのダン・ホールは、2000年代初頭にバンドを結成し、当初はコーキー(Corky)と名乗っていました。その後、ダン・ホールの後任としてアーロンが加入してからはアイドル(Idoru)に改名しましたが、再びディレイズに改名し、2004年にデビュー・アルバム『Faded Seaside Glamour』を発表しました。
このデビュー・アルバムと2006年のセカンド・アルバム『You See Colours』、2008年のサード・アルバム『Everything’s the Rush』の3枚は、UKアルバム・チャートのトップ30に入り、2010年の『Star Tiger Star Ariel』を含め、ディレイズはこれまでに4枚のアルバムをリリースしています。
その後、2012年に5枚目のスタジオ・アルバムに取り掛かり、2013年にリリースする予定でしたが、グレッグがアート・プロジェクトに着手したことや、メンバー3人に子供が生まれたこともあり、未だリリースには至っていません。
グレッグは、ディレイズに在籍する前にウィンチェスター・アート・スクールで学び、2016年に大腸ガンと診断されてからは、スケッチや詩を書くことに専念していました。彼の作品は、出身地サウサンプトンのアート・ギャラリーに展示されていたそうです。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
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商品詳細
ディレイズ
『エヴリシングス・ザ・ラッシュ』
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