今年の締めくくり、「MLCニュースで振り返る2021年」昨日の「上半期に最も見られたニュース」に続き、本日は下半期のアクセス数トップ20になります。毎日10本前後→毎月200本超→年間で2,400本！ものニュースを今年も公開してきたわけですが、その下半期の1,200本からアクセス数の多かった上位20本を改めて振り返りましょう。

年明け早々に予定されていたa-haの来日公演も結局は中止が決定し（MLCライヴ／イベント12月23日更新分参照）、以前のような音楽生活が戻ってくるのはいつのことやら……。そんな日が戻ってきたとしても「ウィズ・コロナ」なコンサートやフェスでは、新しい常識が求められてくるはず。新旧の常識、その端境期とも言えるこの7〜12月の間に注目を集めたニュースは、以下のようなものでした。

昨日お送りした上半期のアクセス数トップ20（12月23日MLCニュース参照）に比べると、いくぶんクイーン色が薄らいでいるようでもありますが、それでもやはりクイーンは圧倒的！　20位までのうち半分はクイーン関連。そして1・2フィニッシュとなったクイーン／フレディのイベントは、いずれもまだ新規感染者が1万人以上だった8月下旬〜9月にかけての情報告知／9月5日の開催で、そのためまだ配信限定のイベントでした。多くの方にご視聴いただき、誠にありがとうございました。このころに比べると、まだまだ人数を限定しているとはいえ実際にお客さんを入れてのイベントが開けるようになったことを思えば、大いなる進歩だと思います。このまま感染予防に努めながらイベント開催、そしていずれは新規感染者ゼロを目指していかねばなりません。

3位に入ったのは、突然開陳されたオアシスによる四半世紀前の屋外ライヴ映画。その後映像作品／ライヴ盤としてもリリースされて話題となりましたが、音楽の、特にライヴ映像が映画館向きのコンテンツであることを改めて思い知らされました。だって25年前に開かれたフェスの最前列に行けるんだよ!?　しかもこの作品に関して言えば、オアシスは脂が乗りまくって超ギラギラの頃の映像で、悪かろうはずがない。未体験の方、次の機会は必ず逃されませんように！

そのオアシス同様、アーカイヴ・コンテンツのお蔵出しが非常に目立った2021年でした。その代表例が、ビートルズのドキュメンタリー＋書籍での『ザ・ビートルズ：Get Back』と、アルバム『レット・イット・ビー』のスーパー・デラックス・エディションのリリースでしょう。さらに浅沼ワタル氏撮影によるクイーンの写真をまとめた弊社の『クイーン 輝ける日々の記憶 浅沼ワタル写真集』もそのひとつ。果たして来年はどんな驚きの発掘があるのでしょうか……!?

以下、ABBAの復活は2021年の象徴的な出来事かも。そしてチャーリー・ワッツ他界ですよ……。今年もたくさんの方がお亡くなりになりました。安らかなる眠りをお祈りいたします。以下、2021年の物故者で、12月分は新年に改めてお知らせいたします。

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厳密には2021年はまだ終わっておらず、この集計も12月20日までの数字を基にしたものとなりますが、何か大事件が起こらない限りそのままの結果となるでしょう。というわけで、本年もご愛顧いただき、誠にありがとうございました。年内の更新とメルマガの配信は本日までで、新年の更新は1月5日（水）から、メルマガ配信は7日（金）からとなります。新年もどうぞよろしくお願い申し上げます！