ザ・フーの未公開ステージ写真と裏話をフィーチャーした新刊書籍『Concert Memories from the Classic Years, 1964-1976』、5月発売

ザ・フーが1964年~1976年に行なったコンサートの未公開写真と裏話をフィーチャーした新刊書籍『The Who : Concert Memories from the Classic Years, 1964-1976」が、5月28日にシファー・パブリッシング(Schiffer Publishing)から発売されます。著者は、ベーシストで映画製作者でもあるエドアルド・ゲンゾリーニ(Edoardo Genzolini)。
 
プレスリリースによると、ザ・フーは1964年~1976年にかけて、名曲「My Generation」や「Pinball Wizard(ピンボールの魔術師)」「Won’t Get Fooled Again(無法の世界)」を生み出し、アルバム『Tommy』『Who’s Next』『Quadrophenia(四重人格)』もリリースしていますが、彼らの音楽とライヴに影響を受けたファンのストーリーや、この時期にピート・タウンゼントを新たな高みへと導いた懸念と不安についてはあまり知られてないとのこと。本書では、タウンゼントがステージから観客にギターを手渡した後に何が起こったのか、また寡黙な人物で知られるベーシストのジョン・エントゥイッスルが寡黙でなかった時の写真や、ウッドストックとモンタレー・ポップ・フェスティバルのバックステージでの出来事なども紹介しているようで、裏話や何百枚もの未公開写真により、間違った情報や神話、伝説を明らかに出来るそうです。

なお、タウンゼントが2020年4月8日に編集者のジェレミー・グッドウィンに送ったメールには、次のように綴られています。
「エドアルドの本は素晴らしい。掲載された写真は非常に特別なもの。彼のザ・フーと僕についての見解は興味深く、非常に洞察力がある。僕はあの頃、一緒にいて常に楽しい人物じゃなかったけど、時にはファンのためにまともなことをしていたと知って良かったよ」

著者のゲンゾリーニは、13歳の時にウッドストックを見てザ・フーを知ったそうで、流通していないアーカイヴ資料の研究に専念するようになり、そのほとんどがこの本に掲載されているとのこと。映画製作者としては、主にドキュメンタリー風の演出に興味があり、彼が最初に手掛けた2本の映画『Buonavisione』(2017)と『Eraserhead:Safe Removal』(2019)は、イタリアの映画祭で賞を獲得し、複数の大学で上映されたそうです。

・シファー・パブリッシング公式サイト
『The Who: Concert Memories from the Classic Years, 1964-1976』

※シファー・パブリッシング公式ページではすでに一部誌面が公開されており、また下のアマゾン・ジャパン商品ページでは試し読みも可能になっています。

商品詳細
Edoardo Genzolini(著)、 Jeremy Goodwin(寄稿)
『The Who: Concert Memories from the Classic Years, 1964 to 1976』

英語版/ハードカバー(2022/5/28)洋書
商品詳細
ザ・フー 
『WHO』
(2020 デラックス)

Amazon Music・MP3(2019/12/6)¥1,260
CD(2020/11/6)¥3,421(SHM-CD)
商品詳細
ザ・フー
『ザ・フー・セル・アウト』


5CDs+2LPs(2021/4/23)¥17,600(スーパー・デラックス・エディション 完全生産限定盤/SHM-CD5枚組+アナログ盤2枚組)
2CDs(2021/4/23)¥3,960(デラックス・エディション
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