11歳のプリンスがTVのインタヴューに答える貴重映像公開

11歳のプリンスが、地元ミネアポリスのTV局WCCOのインタヴューに答える貴重な映像が発掘され、ビデオの発見から本人確認に至るまでの舞台裏映像が同TVで放送されました。

プリンスの映像は1970年4月、彼が通っていた小学校の教師らによるストライキについてのインタヴューを受けた時のもので、WCCOのプロダクション・マネージャーが、今年3月に同地区で起きた同様のストライキの歴史的背景を調べるために映像を探していたところ発掘したそうです。

11歳のプリンスは、レポーターから生徒たちがストライキを支持する理由を尋ねられ、次のように語っています。

「彼らも、もっといい教育を受けるべきだと思う。だって……先生たちはもっとお金をもらうべきだし、僕らのために残業してるんだから」

この映像を見たニュース・チームは、専門家に頼んで音声と映像を修復し、歴史家やプリンスの幼なじみたちに連絡を取り、映像の少年がプリンスであることを確証したそうです。

プリンスを幼稚園時代から知っていたという幼なじみで元バンド仲間のテレンス・ジャクソンは、映像を見るなり「あれはプリンスだ。別名スキッパー・トゥ・ザ・ノースサイドだよ。キミたちは本物の宝を見つけたんだ！」と語り、涙ぐんでいました。