1984年のモキュメンタリー映画『スパイナル・タップ』の続編、2024年3月に公開予定

1984年に公開された米ロック・フェイク・ドキュメンタリー『This Is Spinal Tap』(邦題『スパイナル・タップ』)の続編『Spinal Tap 2』の制作が進行しており、オリジナル映画の40周年に合わせ、2024年3月19日に公開される予定です。
エンタメサイトの「Variety」や「Deadline」によると、続編の監督は、前作同様ロブ・ライナーが務め、ライナーは前作に登場した架空の映画監督マーティ・ディベルギー役も再演するとのこと。そして、前作で架空のヘヴィ・メタル・バンド「スパイナル・タップ」のメンバーを演じたマイケル・マッキーン(リード・シンガー/リズム・ギタリストのデヴィッド・セントハビンズ役)、クリストファー・ゲスト(リード・ギタリストのナイジェル・タフネル役)、ハリー・シーラー(ベーシストのデレク・スモール役)の3人もカムバックします。

続編は、マーティン・スコセッシ監督によるザ・バンドのドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』(1978年公開)のようなスタイルで制作され、実在のミュージシャンも出演するそうです。
しかしながら、前作『スパイナル・タップ』で、ドラマーのミック・シュリンプトンを演じたイギリス人ドラマーのリック・パーネル(Ric Parnell)が5月1日、米モンタナ州ミズーラにて70歳で他界しました。

ロンドン生まれのパーネルは、1970年~1971年と1980年~1982年に英プログレッシヴ・ロック・バンドのアトミック・ルースターに参加したほか、70年代にはポップ・ロック・バンドのスターズ(Stars)や、イタリアン・ジャズ・バンドのノヴァ(Nova)にも在籍していましたが、彼を最も有名にしたのが、『スパイナル・タップ』のシュリンプトン役でした。

ミック・シュリンプトンのキャラクターは映画の中で亡くなりましたが、その後もパーネルは、ミック・シュリンプトンの “双子の兄弟”、リック・シュリンプトンの役割を担い、映画の後に実在のバンドとなったスパイナル・タップ1992年のリユニオン・アルバム『Break Live the Wind』や、関連するコンサート・ツアーにも出演していました。

パーネルは近年、米モンタナ州ミズーラに住み、ラジオ番組の司会を務めていました。
商品詳細
『スパイナル・タップ 』
クリストファー・ゲスト(出演)、ロブ・ライナー(出演/監督)

Blu-ray(2021/8/4)¥2,245
DVD(2021/8/4)¥1,883
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