スコットランドのシンガー／ソングライター、ラブ・ノークスが75歳で死去

スコットランド出身のシンガー／ソングライターで、フォーク・ロック・バンド、スティーラーズ・ホイール（Stealers Wheel）の創設メンバーだったラブ・ノークス（Rab Noakes）が11月11日、75歳で死去しました。

ノークスのコラボレーターでシンガーのバーバラ・ディクソンがSNSで訃報を伝えており、ノークスは病院で突然亡くなったそうです。

ノークスは1947年にスコットランドのファイフで生まれ、1967年からデュオとして活動した後、1969年にデンマークで1ヵ月のレジデンシー公演を行ない、1970年にデビュー・アルバム『Do You See The Lights？』をリリースしました。

翌1971年には、ジェリー・ラファティらとスティーラーズ・ウィールを結成しましたが、バンドがデビュー・アルバムを発表する前に脱退し、その後は英ロック・バンドのリンディスファーン（Lindisfarne）のツアーで前座を務め、彼らのアルバムに楽曲を提供していました。

また、BBCスコットランドのラジオ番組で8年間音楽プロデューサーを務めた後、1995年に自身の制作会社ネオン（Neon）を設立しました。

ノークスは、1970年のデビュー・アルバム以降、20作以上のスタジオ・アルバムをリリースしており、2018年のアルバム『Welcome to Anniversaryville』が最後の作品になりました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。