ビリー・アイドル、新コンサート映画『State Line』トレーラー公開

ビリー・アイドルの新コンサート映画『Billy Idol：State Line』が、イギリスで11月14日、アメリカで11月15日に劇場公開されることになり、トレーラーが公開されました。

映画『Billy Idol: State Line』公式サイト

この映画は、アイドルが4月8日、ネバダ州とアリゾナ州の境にあるフーヴァー・ダム（Hoover Dam）で行なったライヴを収録したもので、わずか250人のファンを前に、日没時に特別ゲストとフルバンド・コンサートを行なったほか、ダムの麓にある発電所の屋上では、スティーヴ・スティーヴンスとアコースティック・デュオのライヴも披露しました。

長年のコラボレーター／リード・ギタリストのスティーヴ・スティーヴンスは、日没のフルバンド・コンサートにも出演しており、特別ゲストとして、アリソン・モシャート（ザ・キルズ／デッド・ウェザー）、スティーヴ・ジョーンズ（セックス・ピストルズ／ジェネレーション・セックス）、トニー・カナル（ノー・ダウト）も参加しました。

アイドルは同ライヴを開催したことで、このエリアで進んでいる干ばつ問題にも触れ、次のようにコメントしています。

「フーヴァー・ダムでのライヴは、僕のキャリアにおいて歴史的価値のある超現実的なハイライトでした。この映画を世界に発信できることに興奮しています。この映画で、20世紀で最も感動的なインフラの成果の一つが引き続き重要であることを強調すると共に、ロックンロールのパワーを魅力的で神秘的な場所にもたらすことを目指しました両方の点で十分すぎる成功を収めたと思います」

またアイドルは、バイデン政権のデブ・ハーランド内務長官と公共広告ビデオに出演し、次のように語っています。

「アメリカ西部で蔓延している干ばつは深刻で、無視することは出来ません。孫やその先の世代のために天然資源の将来を守るには、私たち全員があらゆる方法で節水する必要があるのです。できる限りの方法で普及活動に貢献できることを誇りに思います」