クール＆ザ・ギャングのドラマー、ジョージ・“ファンキー”・ブラウンが74歳で死去

クール＆ザ・ギャングの創設メンバー／ドラマーのジョージ・“ファンキー”・ブラウン（George “Funky” Brown）が11月16日、ロングビーチの病院にて、ガンのため74歳で死去しました。

KCALニュースによると、ブラウンは3年前に肺ガンと診断され、手術と化学療法で回復した後、2022年にツアー復帰しましたが、今年になってガンが再発していたそうです。

ブラウンは1964年、ロバート・“クール”・ベルとロナルド・ベル兄弟、デニス・トーマス、ロバート・ミケンズらとクール＆ザ・ギャングを結成し、ドラムのみならず、キーボードやバック・ヴォーカルも担当し、バンドの主要なソングライターでもありました。

バンドの全盛期には、「Celebration」「Ladies’Night」「Too Hot」「Cherish」などの大ヒット曲を共作し、バンドは世界中で7,000万枚以上のアルバムを売り上げ、1979年にグラミー賞に輝きました。また、2015年に「ニュージャージーの殿堂」入りを果たし、2018年には「ソングライターの殿堂」入りを果たしています。

なお、ブラウンはガンと闘いながらも、バンドが今年の7月にリリースした最新アルバム『People Just Wanna Have Fun』（5月10日MLCニュース）に参加し、同月に回顧録『Too Hot: Kool & the Gang & Me』も出版していました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。