ブロンドシェル、来日公演を経て今年3曲目のリリースとなる新曲「What's Fair」を公開

昨年10月にアルバムをリリース、そして2月に来日。さらに今年に入ってからもう3曲めとなるシングルをリリースするブロンドシェル。オルタナ界の新歌姫、今回の新曲「What's Fair」も良い仕上がりです。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ブロンドシェル、2024年3曲目のリリースとなる新曲「What's Fair」を公開。セルフ・タイトルのデビュー・アルバム、好評発売中。
画期的な2023年のセルフ・タイトルのデビュー・アルバムに後押しされ、2024年、ブロンドシェル(Blondshell)ことサブリナ・タイテルバウム(Sabrina Teitelbaum)は上昇。批評家から絶賛され、熱狂的なファンを獲得した。また、「彼女のショーは、参加者とタイテルバウム自身に確実にカタルシスを与える」と『Rolling Stone』誌に評された彼女は、「Gov Ball(ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル)」「Glastonbury」(『NME』によればフェスティバルのハイライト)「Lollapalooza」などの著名なフェスティヴァルでもプレイした。この素晴らしい活動の締めくくりとして、また完成間近のセカンド・アルバムに向けて、ブロンドシェルは新曲「What's Fair」を、ジュリアン・クリンチェヴィチ(Julian Klincewicz)が監督したミュージック・ビデオとともに公開した。この曲は、すでに最近のフェスティヴァルのセットでは人気曲となっており、ハーモニーに満ちた耳に残るメロディー、耳障りなギター、そして巧みな歌詞を持った、南カリフォルニアのポップ・パンクを思わせるジャングリーなオルタナティヴ・ロックだ。なかでも、陽気なメロディーとは裏腹に、複雑な母娘関係を歌った重い歌詞は印象的だ。

「あなたは私が有名になることを望む/そうすればあなたは代理人として生きていける/あなたはいつも私の体についてコメントする理由を持っていた/あなたは完璧な人間じゃない/いつも何かが間違っている/でも、女の子にとって母親ほど完璧でないものは存在しない」

「母と娘の関係というのは、本質的に複雑なものだと思う。私と母の関係性が、多くのトラウマと喪失に根ざしていたからかもしれないが、それは常に混乱するものだと思う。何を期待していいのか、何が普通なのか、親のどんな行動がOKなのかNGなのかなどなど。そして、自分の経験がすべてであるとき、「普通」はどこまで重要なのか。この曲を書いたとき、私はちょうど過去をふるい落とそうとしていて、多くの疑問を抱えていた」とタイテルバウムは語る。

「What's Fair」は、A24の『Everyone's Getting Involved』に収録されたトーキング・ヘッズ(Talking Heads)のカヴァー「Thank You For Sending Me An Angel」、そして自身のインスタント・クラシック「Docket」(feat. Bully)に続く、2024年の3作目となるブロンドシェルのリリースとなる。
商品詳細
Blondshell
「What's Fair」


Amazon Music・MP3(AUG 21 2024)¥250
商品詳細
Various Artists
『Everyone's Getting Involved:A Tribute to Talking Heads' Stop Making Sense』


Amazon Music・MP3(MAY 17 2024)¥1,800
商品詳細
Blondshell & Bully
「Docket(feat. Bully)」


Amazon Music・MP3(MAR 26 2024)¥250

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【アルバム情報】

2023.10.6 ON SALE[来日記念盤]

ブロンドシェル『ブロンドシェル(デラックス・エディション)』
Blondshell/Blondshell(Deluxe Edition)

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
PTKF3033-8J[CD/国内流通仕様]
解説付、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入

1. Veronica Mars
2. Kiss City
3. Olympus
4. Salad
5. Sepsis
6. Sober Together
7. Joiner
8. Tarmac
9. Dangerous
10. It Wasn't Love*
11. Street Rat*
12. Cartoon Earthquake*
13. Kiss City (home demo)*
14. Tarmac 2*
*ボーナス・トラック(ダウンロード)
●ブロンドシェル(Blondshell)こと サブリナ・タイテルバウム(Sabrina Teitelbaum)は、セルフタイトルのデビュー・アルバムをパルチザン・レコーズ(Partisan Records(:IDLES、Beth Orton、Fontaines D.C.)から2023年4月にリリースする。ここ数年で、25歳のタイテルバウムは何も恐れないソングライターへと変貌を遂げた。タイテルバウムは2022年にブロンドシェルをスタートし、シングル「Olympus」「Kiss City」「Veronica Mars」、そして「Sepsis」(『Rolling Stone』誌の「Recommends」で月間1位)で評論家やファンの注目を集めた。 ニューヨークで生まれ育ったタイテルバウムは、2015年に音楽学校に通う為、ロサンゼルスに移住。USCのポップ・プログラムに入学し、ロード(Lorde)やラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)といったポップ・レガシーに浸った。こうしたポップスが彼女に与えたものは、そこに自分の居場所がないことをはっきりと自覚させることだった。彼女の音楽はますます生々しく激しくなり、簡単には分類することができなくなった。そして、彼女は期待せずに書くことを自分に許した。リリースすることなど考えず、自分のためだけに曲を書き始めた。ブロンドシェルの一音一音には、そんな正直な思いが込められている。世界急停止する中、彼女はギターを再開し、ニルヴァーナ(Nirvana)やホール(Hole)といった 90年代のオルタナティヴ・ロックを再訪。また、パティ・スミス(Patti Smith)、レベッカ・ソルニット(Rebecca Solnit)、レイチェル・カスク(Rachel Cusk)、クレア・セスタノヴィチ(Clare Sestanovich)の文章に没頭し、忍耐と許可を得ることができた。
●2023年4月にリリースされたアルバムは大絶賛を獲得。「2023年の最高傑作」(『NME』)、「最も印象的な2023年のデビュー」(『The Los Angeles Times』)とメディアは作品を評した。2024年2月、初来日公演決定。

2023年年間ベスト・アルバム(So Far)
「Consequence」Song of the Year(So Far)1位
「Rolling Stone」Best Albums of the Year(So Far)
「Rolling Stone」Best Songs of 2023(So Far)
「Paste Magazine」25 Best Albums of 2023(So Far)
「LA Times」40 Best Songs of 2023(So Far)
「i-D」Best Spring Albums of 2023
「Consequence」Top 30 Albums of 2023(So Far)
「NYLON」Favorite Songs and Albums of 2023(So Far)

■More info:Big Nothing

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