ブロンドシェル、5/2発売の新作よりニュー・シングル/リリック・ビデオ「23's A Baby」リリース

ブロンドシェルが5月2日にセカンド・アルバム『イフ・ユー・アスクト・フォー・ア・ピクチャー』発売することはお知らせしましたが(1月10日MLCニュース参照)、同作よりニュー・シングル「23's A Baby(トゥエンティスリーズ・ア・ベイビー)」をリリース、リリック・ビデオも公開しました。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ブロンドシェル、5月2日発売のニュー・アルバム『If You Asked For A Picture(イフ・ユー・アスクト・フォー・ア・ピクチャー) 』より、ニュー・シングル/リリック・ビデオ「23's A Baby(トゥエンティスリーズ・ア・ベイビー)」をリリース。

ブロンドシェル(Blondshell)(サブリナ・タイテルバウム:Sabrina Teitelbaum)、5月2日にパルチザン・レコーズ(Partisan Records)からリリースされる待望のセカンド・アルバム『If You Asked For A Picture』より、ニュー・シングル/ビデオ「23’s A Baby」をリリースした。タイテルバウムがこれまでに書いた中でも最もタイムレスでポップ志向のコーラスと、音の壁のように響くガール・グループのハーモニーを中心に構築されたこの曲は、スタジアム・サイズのサウンドでありながら、親密な計算で感情をフルスロットルで解き放つ。「23は子供、なぜ子供を産んだの?」というフックは、世代間の崩壊、親の失敗、過去を引きずりながら解きほぐそうとする無限のループというレンズを通して見た、非難と痛ましい観察の両方を意味する。それでも、その重圧のなかには、なぜか思いやりが貫かれている。それは、誰もがまだ理解しようとしている最中で、おそらく誰も準備ができていなかったのだという理解だ。

「この曲には、20代でもう全てを知っているはずだと感じているのに、自分が何者なのかを知ろうと必死になっていることについて歌っている部分もある(両親にもそのくらいの年齢で子供をもっていた)。童謡のような感じにしたかった。重いテーマなので、作るときは楽しむことが重要だった」とタイテルバウムは語る。

この曲とともに、ブロンドシェルは、ヤズ・ジャンセン(Yazz Jansen)が監督し、ディズニーランドのインスタグラムアカウントのDILFSにすこしインスパイアされたビデオを共有している。「23’s A Baby」は、シンプルな内省の「Two Times」と、『Jimmy Kimmel Live!』でもパフォームされたキャッチーな「T&A」に続くものだ。

★デビュー・アルバム高評価、年間ベスト・アルバムを席巻。
「今年を代表するオルタナティヴ・ロック・アルバムのひとつで、長い間大切にしたい1枚」- NME
「素晴らしいデビュー作」- The Times
「オルタナティヴ・ロックのスター誕生」- The Guardian
「今年、Blondshellが大ブレイクする準備をしよう」- Rolling Stone
「ノイズに巻きこまれ、彼女は傷つきやすく、不完全で、大きな狂喜に満ちている」- Pitchfork
「若い女性が経験する、よりダークで、しばしば歌われない隅々まで、率直な情報を供給する」- New York Time
「Blondshellの大胆なデビュー作は、2023年の最高傑作のひとつだ」- NME (cover story)
「これまでで最も印象的な2023年のデビュー」- The Los Angeles Times

Rolling Stone「100 Best Albums of 2023」、11位
Rolling Stone「40 Best Indie-Rock Albums of 2023」、3位
Rough Trade UK「Albums of the Year 2023」、18位
MAGNET「Top 25 Albums of 2023」、2位
WXPN「Best Albums of 2023」、6位
Los Angeles Times「20 Best Albums of 2023」、8位
The Forty-Five「Albums of the Year 2023」、8位
The Line of Best Fit「Albums of the Year 2023」、9位
FLOOD「Best Albums of 2023」、9位
God Is In The TV「Albums of 2023」、9位

【リリース情報】2025.5.2 ON SALE[世界同時発売]

LAのシンガーソングライター、ブロンドシェル(サブリナ・タイテルバウム)の新作が完成。「最も印象的な2023年のデビュー」と評された前作から2年、イヴ・ロスマンのプロデュースによるセカンド・アルバム『イフ・ユー・アスクト・フォー・ア・ピクチャー』、リリース。

ブロンドシェル『イフ・ユー・アスクト・フォー・ア・ピクチャー』
Blondshell/If You Asked For A Picture

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
PTSN3054-2J[CD/国内流通仕様]PTSN3054-5J[LP/国内流通仕様(限定カラー盤)]
未定[CD/国内流通仕様]未定[LP/国内流通仕様]
世界同時発売、解説付
商品詳細
Blondshell
『If You Asked For A Picture』


Amazon Music(MAY 02 2025)
Amazon(2025/5/2)輸入盤CD
1. Thumbtack
2. T&A
3. Arms
4. What’s Fair
5. Two Times
6. Event Of A Fire
7. 23’s A Baby
8. Change
9. Toy
10. He Wants Me
11. Man
12. Model Rockets
●ブロンドシェル(サブリナ・タイテルバウム)(Blondshell[Sabrina Teitelbaum])はセカンド・アルバム『If You Asked For A Picture』を2025年5月2日、パルチザン・レコーズ(Partisan Recordsからリリースする。プロデューサーのイヴ・ロスマン(Yves Rothman)と共にスタジオに戻って制作されたこの作品は、ロンドシェルの2023年のセルフ・タイトルのデビュー作で示唆された、緊急性、野心、そして力強さに満ちている。アルバムのタイトルである『If You Asked For A Picture』は、アメリカの著名な作家、メアリー・オリヴァー(Mary Oliver)の1986年の詩『Dogfish』から引用されている。この詩の中でオリヴァーは、「どれだけ分かち合い、どれだけ自分のものにしておくか」と考えながら、自分自身の物語を語るということに取り組んでいる。そして、タイテルバウムは、このLPを書きながら自分自身に問いかけた。「詩には、『私が経験してきたことをすべて話す必要はない。それは、誰かが生き残ろうとする別の物語に過ぎない』という一節がある。私は歌の、『ある人物や人間関係のスナップショットを見せるところ』が好き。それは、ストーリーを垣間見ることは、全体を捉えようとするのと同じくらい重要なこと示している。時には、すべてを書き留めようとするよりも、全体像に忠実であることさえある」とタイテルバウムは言う。『If You Asked For A Picture』は、サウンド的にもテーマ的にも、より重要なニュアンスを帯びている。それは、あからさまになりすぎることなく、痛切なまでに普遍的な何かに触れるような、より深い自伝的物語へと向かっている。「最初のレコードは、私にとって本当に白黒はっきりした感じだった。このアルバムにはもっと疑問がある」とタイテルバウムは説明する。2023年のデビュー作は、スイスのアーミー・ナイフのような作曲スタイルで、聴く者の心を鷲掴みにする。ポップ・ミュージックのように直感的でアンセミックな曲は、最高のインディ・ロックが持つ特異性、自己検証、そして淡々としたユーモアを兼ね備えている。このリリースで彼女は批評家から絶賛され、熱狂的なファン・ベースを獲得した。それ以来、彼女は精力的にツアーを行ない、150本以上のライヴをこなし、著名なフェスティバルにも出演している。そして、タイテルバウムの人生は大きく変わった。賞賛を浴びるにつれ、彼女は家にいる時間よりも旅に出る時間の方が長くなった。この根無し草のような生活は、当然のことながら、他人との関係、そして自分自身との関係に影響を与えた。「旅をしていると、自分がどういう人間になれるのか、さまざまな可能性が見えてくる。だかこそ、より多くの疑問が出てきた。自分の人生をどうしたいのか? 2歳年を取ったせいかもしれないけれど、今はニュアンスの違いやグレーゾーンがより心地よく感じられる」とタイテルバウムは言う。『If You Asked For A Picture』の着地点には、オープン・エンドな雰囲気が漂っている。これは、自分が何者であるかを見極める未解決のプロセスを捉え、決定的な答えがあると言うには、あまりに賢明すぎる、スキップすることは出来ない、勝利に満ちた2枚目のレコードだ。

●ブロンドシェルことサブリナ・タイテルバウムは、2022年にブロンドシェルをスタートし、シングル「Olympus」「Kiss City」「Veronica Mars」、そして「Sepsis」(『Rolling Stone』誌の「Recommends」で月間1位)で評論家やファンの注目を集めた。 ニューヨークで生まれ育ったタイテルバウムは、2015年に音楽学校に通う為、ロサンゼルスに移住。USCのポップ・プログラムに入学し、ロード(Lorde)やラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)といったポップ・レガシーに浸った。こうしたポップスが彼女に与えたものは、そこに自分の居場所がないことをはっきりと自覚させることだった。彼女の音楽はますます生々しく激しくなり、簡単には分類することができなくなった。そして、彼女は期待せずに書くことを自分に許し。リリースすることなど考えず、自分のためだけに曲を書き始めた。ブロンドシェルの一音一音には、そんな正直な思いが込められている。世界急停止する中、彼女はギターを再開し、ニルヴァーナ(Nirvana)やホール(Hole)といった 90年代のオルタナティヴ・ロックを再訪。また、パティ・スミス(Patti Smith)、レベッカ・ソルニット(Rebecca Solnit)、レイチェル・カスク(Rachel Cusk)、クレア・セスタノヴィチ(Clare Sestanovich)の文章に没頭し、忍耐と許可を得ることができた。2023年4月にパルチザン・レコーズ(PJ Harvey、IDLES、Beth Orton)からリリースされたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムは、大絶賛を獲得。「ブロンドシェルの大胆なデビュー作は、2023年の最高傑作のひとつだ」(NME/cover story)、「最も印象的な2023年のデビュー」(The Los Angeles Times)、「素晴らしいデビュー作」(The Times)、「オルタナティヴ・ロックのスター誕生」(The Guardian)、「今年、ブロンドシェルが大ブレイクする準備をしよう」(Rolling Stone)、「ノイズに巻きこまれ、彼女は傷つきやすく、不完全で、大きな狂喜に満ちている」(Pitchfork)、「若い女性が経験する、よりダークで、しばしば歌われない隅々まで、率直な情報を供給する」(New York Time)、とメディアは作品を評価。上掲リストにある通り同年の年間ベスト・アルバムを席巻し、バラク・オバマ(Barack Obama)の「Favorite Music of 2023」にも選ばれた。2024年2月には初来日公演も実施。

■More info:Big Nothing
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Blondshell
「What's Fair」


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Various Artists
『Everyone's Getting Involved:A Tribute to Talking Heads' Stop Making Sense』


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「Docket(feat. Bully)」


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