ミソ・エクストラ、5/16発売のデビュー・アルバム『Earcandy』よりニュー・シングル/ビデオ「Ghostly」リリース

英国で活動する日英ハーフのラッパー/シンガー/プロデューサーとしてこれまでにもご紹介してきたミソ・エクストラ。デビュー・アルバムは5月発売、今回はそこからのシングル・カット「Ghostly」のリリースです。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ミソ・エクストラ、5月16日発売のデビュー・アルバム『Earcandy』より、ニュー・シングル/ビデオ「Ghostly(ゴーストリー)」をリリース。
ブリティッシュ・ジャパニーズのパイオニア、ミソ・エクストラ(Miso Extra)は、今春にリリース予定のデビュー・アルバム『Earcandy』より、R&Bが染み込んだニュー・シングル「Ghostly」をリリースする。先見の明を持つA.K. ポール(A.K. Paul:Jai Paul、Jessie Ware、Nao)との共作であるこの曲は、グリッチなビートと催眠術のようなメロディを、ミソ・エクストラの特徴であるジャンルを融合させる繊細さと結合。ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)のグルーヴとソランジュ(Solange)の奥行のある雰囲気を想起させるプロダクションに、バイリンガルのヴォーカルを乗せた「Ghostly」は、彼女の洗練されたポップ・サウンドのR&Bサイドに傾倒する。グラミー賞受賞エンジニアのリッキー・ダミアン(Ricky Damian:Ezra Collective、Jorja Smit、Sampha)と共に2024年の夏、デーモン・アルバーン(Damon Albarn)の「Studio 13」で曲作りとレコーディングがおこなわれた『Earcandy』は、5月16日にトランスグレッシヴ(Transgressive)からリリースされる。

「“Ghostly” は、自分の感覚に戻り、主体性を取り戻すことをテーマとする。この曲の雰囲気は、A.K. ポールと私がジャネット・ジャクソンとソランジュへの共通の愛について話していたときに生まれた」と「Ghostly」についてミソは語る。

また、タク・ミカミ(Taku Mikami)が監督し、シェイ・マクリスタル(Shea McChrystal)が編集した同曲のアニメーションのヴィジュアライザーも公開された。
●ブリティッシュ・ジャパニーズ(日系イギリス人)のパイオニアであるミソ・エクストラが、2024年夏にリッキー・ダミアン(Ricky Damian:エズラ・コレクティヴ〈Ezra Collective〉、ジョルジャ・スミス〈Jorja Smith〉、サンファ〈Sampha〉との仕事で知られるグラミー賞受賞エンジニア)と共にデーモン・アルバーン(Damon Albarn)の「Studio 13」レコーディングしたデビュー・アルバム『Earcandy』を、5月16日にトランスグレッシヴ(Transgressive)からリリースする。『Earcandy』は、エキサイティングで自然発生的な創作の瞬間を耳の喜びへと変えることができる、抑えがたい自信に満ちた新しい才能としてのミソ・エクストラのポジションを、確固たるものにする。アルバムでは、メトロノミー、DJボーリング、A.K. ポール(A.K. Paul)、ミシェル(MICHELLE)、タイソン(Tyson)いった豊かなコラボレーションのタペストリーを披露。さらに、クリエイティヴなヴィジョンを加えるため、中国系インドネシア人の映像作家/写真家、クラリン・チョン(Claryn Chong)との緊密な作業のもと、アルバムのヴィジュアル・アイデンティティが作り上げられた。ファビアナ・パラディーノ(Fabiana Palladino)やサンダーキャット(Thundercat)に支持され、『THE FACE』『The FADER』『NME』『Vogue』『Dazed』『Guardian』などで「One To Watch(注目すべき人)」と賞賛されるミソ・エクストラは、多様な音楽のロールモデルになる道を順調に進んでいる。そして、『Earcandy』は、これから起こることを予感させる味に仕上がった。彼女の本能的なサウンドのデリシャスな進化は、私たちを飽きさせることはないだろう。ミソ・エクストラは、洗練された自己認識の強いポップ・レコードを作り上げるため、K-POP、UKガラージ、80s ソニックス、R&Bといったジャンルを融合させながら、アルバムを通して、愛すべき弱さ、成長、そして自己啓発の旅へと私たちを誘う。「失敗を通して、そして、失敗を恐れないで、成長すること。そこには深いメッセージも含まれているけれど、イアキャンディ(耳に心地良いもの、甘美な響き)に囲まれている。それは、薬が効くようになるスプーン一杯の砂糖」と彼女は言う。また、リッキー・ダミアンとの仕事について、「彼は私のミスター・ミヤギ(師匠)。全ての過程で多くのことを彼から学んだ。それに、私はゴリラズ(Gorillaz)のファンだから、“Studio 13” での仕事はとても刺激になったし、彼らのエネルギーを感じることができた。また、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)からポール・マッカートニー(Paul McCartney)まで、このスペースを使った他の人たちの影響も感じることができた」と彼女は語る。

●ミソ・エクストラは、急成長を遂げる先駆的なアーティストのソロ・プロジェクトであり、ソロ・ネームである。イギリス人の父と日本人の母の間に香港で生まれたミソ・エクストラは、幼い頃に日本に移り住み、その後イギリスに移住。バイオリンを習い、歌うことが大好きだった彼女は、J ディラ(J Dilla)、MFドゥーム(MF DOOM)、ダフト・パンク(Daft Punk)、ケリス(Kelis)などに影響を受け、音楽だけでなく、アニメも大きなインスピレーション源となった。現在の彼女の作品には、これらすべてが織り込まれている。ミソ・エクストラは、幼い頃から音楽に親しんでいたが、音楽業界でアジア人は少なかったため、彼女が思い描くような音楽の道を見つけることはできなかった。しかし、自分の感情を内に封じ込めることが多い彼女にとって、音楽は感情を表現し、理解するためのパイプとなり、自分自身を表現することを可能にするものだった。2020年、イギリスがロックダウン中、ミソ・エクストラはその技術を磨き始めた。世界が一時停止する中、彼女の音楽的ペルソナであるミソ・エクストラが誕生。この名前は、アーティストがイギリスで育ったときに経験した人種差別に由来する駄洒落だ。「me so horny(アジア人女性が男性を誘う際のセリフ)」と笑われたりしたので、アジア人はおとなしいという固定観念を覆すために、彼女はこのフレーズを、「me so extra(私をやりすぎにする)」、つまりミソ・エクストラと言い換えた。また、これは、アニメにインスパイアされたキャラクターの別名でもあり、「Misoverse」と呼ばれる異世界に住む音楽的存在を表す。ミソ・エクストラは平和を愛する戦士であり、暴力からは距離を置いているが、必要であれば争いに参加する。彼女は人々の良い面を見ることを選び、本音のトークを大切にするが、真実を見抜けないほどナイーヴではない。愛に価値を置き、不安感や自信喪失を乗り越えるための学習と見なすキャラクターだ。

【リリース情報】2025.5.16 ON SALE[世界同時発売]

日本語/英語でラップし、両国のポップ・カルチャーを取り入れたユニークなプロダクションで注目を集める日英ハーフのアーティスト、ミソ・エクストラ。ファビアナ・パラディーノやサンダーキャットにも支持される彼女が、リッキー・ダミアン(エズラ・コレクティヴ、ジョルジャ・スミス、サンファ)と共に作り上げた待望のデビュー・アルバム『イアキャンディ』、トランスグレッシヴ・レコードよりリリース。

●参加アーティスト:メトロノミー、DJボーリング、A.K.ポール、ミシェル、タイソン


ミソ・エクストラ『イアキャンディ』
Miso Extra/Earcandy

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
TRANS888CDJ[CD]TRANS888XJ[LP/国内流通仕様]
定価:未定[CD]未定[LP]
その他
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、限定カラー盤[LP]

商品情報
Miso Extra
『Earcandy』
1. Love Train
2. POP
3. Good Kisses
4. Certified
5. Playboi
6. Done.
7. Moshi Moshi (interlude)
8. Slow Down
9. Ghostly
10. Don’t Care
11. Candy Crushin’
12. Earcandy
商品情報
Miso Extra feat. メトロノミー
「Good Kisses」


Amazon Music(NOV 12 2024)¥250
【MISO EXTRA/ミソ・エクストラ】
ミソ・エクストラはイギリス人と日本人のハーフのラッパー、シンガー、プロデューサーによるソロ・プロジェクトで、ロンドンを拠点に活動する。アニメ、『ベッカムに恋して』、オールドスクール・ヒップホップで育った彼女のMISOVERSE(自らの世界)は、文化や世代を超えたものの融合で、その音楽は、女性らしさ、女性のエンパワーメント、ハーフをめぐるテーマを探求している。『FADER』で紹介されたのを機に音楽ファンの注目を集めたミソ・エクストラは、「BBC Radio 1」(Jack Saunders、Huw Stephens、Sian Eleri、Arlo Parks、Future Soundsでのインタビュー)、「BBC 6 Music」(Amy Lamé、Tom Ravenscroft)、「BBC 1Xtra」(Jamz Supernova)、「BBC Introducing」(Jess Iszatt)、「Beats 1」(Matt Wilkinson、Zane Lowe)で多数プレイされてきた。さらに、『NME』の「NME 100」にも選ばれ、『DIY』『The Line of Best Fit』『Clash』『District Magazine』『Dummy』『Notion』『Gigwise』『Vogue』等から継続的に紹介されている。また、昨年の「The Great Escape」では「First Fifty」の一人としてステージに立ち、「Reading & Leeds 2022」では「BBC Introducing」ステージでヘッドライナーを務め、11月には「Primavera Sound Weekender」に出演した。

「パワフルなステートメントを奥が深いアーティスト」- The Line of Best Fit
「刺激的な新しい声」- DIY
「一日を明るくする、束の間の喜びを提供する」- FADER
「自らの立場からポップカルチャーを見事に組み合わせ、ニュー・ウェイヴ・ラップでありながらダンスビートを取り入れた、独自の中毒性あるブランドを作り出している」- Clash
「シンセの花火、ASMRのようなトーン、ヒップホップのビートのチョップ。忙しい渦巻き」- NME

■More info:Big Nothing
商品詳細
Miso Extra
「Slow Down」


Amazon Music・MP3(JUL 31 2024)¥300
商品情報
Miso Extra feat. メトロノミー
「2nd Floor/Constant Surprises」


Amazon Music・MP3(NOV 20 2023)¥300
商品情報
Miso Extra
「MSG」


Amazon Music・MP3(AUG 18 2023)¥900
商品情報
Miso Extra
「Great Taste(EP)」


Amazon Music・MP3(APR 01 2022)¥600
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