グレン・ヒューズ、新作『Chosen』からタイトル曲と「Voice In My Head」公開

グレン・ヒューズが、9月5日に新スタジオ・アルバム『Chosen』をリリースすることになり、タイトル曲「Chosen」のミュージック・ビデオと、新シングル「Voice In My Head」のリリック・ビデオが公開されています。

ヒューズは新曲「Voice In My Head」について、「この曲は、僕の潜在意識の中で起こっていることを物語っている。間違いなく書く必要があった曲で、とても癒し効果がある」とコメントしており、新作『Chosen』については、次のように語っていました。
 
「ソングライティングは、僕にとって非常に個人的なもので、何かを伝えたい時に曲を書いて録音している。前回のソロ・アルバム『Resonate』をレコーディングしてから9年が経ち、2016年からは他のアーティストとのレコーディングやコラボレーションを行なっている。
 
『Chosen』の制作では、人生の振り出しに戻り、人間の在り方、愛、希望、信仰、そして受容について書いた。外面ではなく、内面で感じていることを書き、僕の人生は今この瞬間、内面から生きている。これは魂の糧となるアルバムで、この地球上でこれほど感謝の気持ちを抱いたことはない。音楽は癒しを与えてくれるんだ」
 
なお、ヒューズは最近、ジョー・サトリアーニとスティーヴ・ヴァイによるSATCHVAIの新曲「I Wanna Play My Guitar」に参加していました（5月9日MLCニュース）。

グレン・ヒューズについて、多くの説明は必要ないだろう。ハードロック界を代表するシンガー／ベーシストの1人であり、ディープ・パープルの『Burn』（74年）、『Stormbringer』（74年）等の歴史的名盤に参加。昨年はそれらのアルバム・リリース50周年記念のツアーを行なった。そのソウルフルな歌唱は世界中のファンに愛されてきただけでなく、あのスティーヴィー・ワンダーすらも虜にしたほど。最近ではオーストラリアの大人気ハードロック・グループ、ザ・デッド・デイジーズへの参加も記憶に新しいところ。これまで数多くのソロ・アルバムもリリースしてきたヒューズ。この度、そんな彼の新作が登場の運びとなった。

実に9年ぶりとなるソロ作のタイトルは『Chosen』。「何か言いたいことがある時に、俺は曲を書いてアルバムを作る」というヒューズ。今回の作品は、人間とは何か、愛、希望、信仰とは何かという、彼の内面を深く推し量る内容。その中身はもちろん最高のハードロック。ヘヴィでグルーヴィ、そしてソウルフル。シンガーとしてはもちろん、超一流のベーシスト、そしてコンポーザーとしての彼の実力が遺憾無く発揮された傑作だ。グレン・ヒューズ・ファンはもちろん、全ハードロック好き必聴！

・ディープ・パープルでベーシスト、そしてシンガーとして大活躍したアーティストによるソロ作。
・近年ザ・デッド・デイジーズに参加、今年はブラック・カントリー・コミュニオンのメンバーとしても活動。
・”The Voice Of Rock” と称されるほどの唯一無二の歌唱は今なお健在。

【メンバー】
グレン・ヒューズ（ベース／ヴォーカル）
ソレン・アンダーセン（ギター）
アッシュ・シーハン（ドラムス）
ボブ・フリッツェマ（キーボード）