エアロスミス、ヤングブラッドとの新コラボ曲「My Only Angel」公式ヴィジュアライザー公開

エアロスミスが、ヤングブラッドとコラボした13年ぶりの新曲「My Only Angel」の公式ヴィジュアライザーを公開しました。この曲は、11月21日に発売される新コラボEP『One More Time』にも収録されています。
5曲入りの新EPには、オリジナルの4曲と、エアロ1977年のヒット曲「Back In The Saddle」の新ヴァージョンが収録されており、オリジナル4曲のソングライター・クレジットには、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、ヤングブラッド、イギリス人プロデューサーのマット・シュワルツが名を連ね、シュワルツが同作のプロデュースも担当しました。
 
なお、同作のスタジオ・セッションには、エアロスミスのブラッド・ウィットフォード(g)とトム・ハミルトン(b)も参加していますが、2022年のラスヴェガス・レジデンシーと、短期間で終了したフェアウェル・ツアー「Peace Out」を欠席したドラマーのジョーイ・クレイマーは参加しておらず、クレイマーの代わりに、元ガンズ・アンド・ローゼズのマット・ソーラムが演奏しています。

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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

今年で結成55周年を迎え、アルバムの全世界トータル・セールス1億5千枚以上を記録している、“生きるロックの伝説” といわれるアメリカ・ボストン出身のバンド、エアロスミス(スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォード、トム・ハミルトン、ジョーイ・クレイマー)と、イギリス出身でマルチプラチナムを誇る受賞歴多数の若きロック界のスター、ヤングブラッドが、本日(現地時間9月17日)、コラボレーションEP『One More Time』(ワン・モア・タイム)を11月21日(金)にリリースすることを発表した。なお、国内限定でCDサイズ紙ジャケット仕様となる日本盤も海外と同日発売することが決定している。

エアロスミスにとっては2012年11月のアルバム『Music from Another Dimension!』以来となる13年ぶりとなる新曲で、プロデュースはマット・シュワルツが担当。エアロスミスとヤングブラッドの共作によるオリジナル4曲(両フロントマンがヴォーカルを分け合う)に加え、エアロスミスの名曲「Back In The Saddle」も二人が歌う2025年の新バージョンとして収録されている。また、EP『One More Time』のアートワークは、ラグジュアリーブランド、クロムハーツのジョー・フォティが初めて手がけたものとなっている。

ヤングブラッドとエアロスミスは、2025年3月にリリースされたヤングブラッド名義の楽曲「Hello Heaven, Hello」の制作で初めてスタジオ入り。最初はフィーチャリング参加の予定だったものが、スタジオで生まれた強烈なケミストリーによって一気に共同制作へと発展し、今回の5曲入りEPが誕生した。

スティーヴン・タイラーは今回のコラボについて下記のように語っている。
「ヤングブラッドと出会い、彼と音楽を作ることを決めた瞬間は…まるでまだピュアな電流に繋がったみたいだった! ジョーと僕にとっては、別惑星の衝突のような出来事だったんだ…スタジオでドム(編注:ヤングブラッドの本名はドミニク)という名の、信じられないほど才能にあふれ、そしてまったくもって野性的な動物のような存在と一緒にいるなんて。彼は自分の人生を全力で生きていて…僕らのレコードやブリティッシュ・インヴェイジョンで育ってきた。そして今、世代を超えて繋がるものを一緒に作っているんだ。彼も僕らと同じ偉大なアーティストたちを貪るように聴き、憧れ…そして夢見るようになったんだ。結局のところ、それがすべてなんだよ。
 初めて一緒に歌い、演奏した瞬間、スタジオ全体に言葉では表せない波動が走ったんだ…それは50年前、仲間たちと一緒にボストンへ向かう車の中で、シートに伝わる振動を感じた時を思い出させた。あの時と同じような、深く切実な “必要性” を強く感じたんだ。何か素晴らしいものを作りたい…新しくてフレッシュなものを…そして永遠に残るものを。それがロックンロールのやり方だよ、ベイビー! ヤングブラッドはロックの歴史の次の章を欲していて、僕らにその一部になってほしいと頼んでくれた。僕らはすぐに意気投合して…最初から部屋の雰囲気は最高だった。本当に楽しかったし、彼と一緒に曲を書けたことを心から光栄に思っている。ロックンロールは、心と魂を注ぎ込んだときにこそ時代を超えるものになる…そこで魔法が起こるんだ」

ジョー・ペリー:
「1年前、ヤングブラッドがフロリダ州のサラソタに来て一緒に曲を書きたいって連絡を受けた。彼のシングルを聴いて “くそっ、そうだ、この男には本物の力がある” と思ったんだ。スタジオで4日間を過ごして、彼やチームと親しくなった。そこでスティーヴンに電話して『このヤングブラッドって奴を聴いてくれ。マジで本物だ』と言ったんだ。それから数か月後の5月、僕らはスティーヴンと一緒にスタジオに入って新しい音楽を録音していた。結果は、エアロスミスとヤングブラッドによる驚くべきコラボレーションになった。あとは音楽に語らせればいい」

ヤングブラッド:
「エアロスミスは僕にとってロックンロールとショーマンシップの象徴のような存在で、ずっとこの瞬間を待っていたんだ。スタジオに入った瞬間、ケミストリーが爆発して、曲が次々と溢れ出してきた。子供の頃の僕なら夢にも見なかったようなコラボで、今こうして “AEROSMITH & YUNGBLUD” と書かれたレコードを手にしていることが本当に信じられない。スティーヴンとジョーは今もなお絶頂にいて、彼らと一緒に音楽を作れることはとてつもなく光栄なことなんだ。ヒーローたちとレコードを作り、毎晩の僕のライヴは狂気的に盛り上がっている。ロックンロールは君たちが好きだろうが嫌いだろうが、確実にこの世に目を覚まし始めているんだ。僕はそのすべてを全身で楽しんでいるよ」

ヤングブラッドのむき出しのエネルギーとエアロスミスの圧倒的な演奏がぶつかり合い、火花を散らすようなジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードのギター、重厚に楽曲を支えるトム・ハミルトンのベース、そしてスティーヴン・タイラーとヤングブラッドの唯一無二のヴォーカルが全編にわたり絡み合う楽曲に完成。また、元ガンズ・アンド・ローゼズ/ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのドラマーで長年の友人マット・ソーラムがEP全編で参加、作品に一層の厚みを加えている。

今回のEP『One More Time』発表とシングル「My Only Angel」リリースは、今月初めに行われた2025 MTV Video Music Awards でのエアロスミスとヤングブラッドによる圧巻のパフォーマンスに続くものとなっている。なおこのパフォーマンスはYouTubeに公開された同イベントのパフォーマンス映像のなかで最多視聴回数を記録している。

【デジタルリリース情報】
アーティスト:AEROSMITH & YUNGBLUD
タイトル:「My Only Angel」
リリース日:2025年9月19日(金)
視聴はこちら

【商品情報】
アーティスト:AEROSMITH & YUNGBLUD
タイトル:『ONE MORE TIME』
リリース予定日:2025年11月21日(金)
国内盤の購入はこちら

1. My Only Angel
2. Problems
3. Wild Woman
4. A Thousand Days
5. Back In the Saddle (2025 Mix)

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【エアロスミス バイオグラフィー】
米ボストン出身、1973年デビューのロック・バンド。2001年には〈ロックの殿堂〉入りを果たし、これまでに全世界で1億5,000万枚以上のアルバムを売り上げ、現在結成50周年を記念する様々な活動を行なっている。

2023年8月にデビュー50周年を記念した究極のオール・タイム・ベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』を発売、同年9月2日から〈PEACE OUT™ フェアウェル・ツアー〉と銘打ったキャリア最後となるツアーをスタートしたが、9月9日に行なった3公演目のあと、スティーヴン・タイラーが声帯を負傷してツアーは一旦キャンセルに。2024年8月2日、そのままツアーを行なうまで回復が見込めないことを理由にツアーからの引退を発表した。しかし、2025年に7月30日から、バンド自らの監修で全アルバム20タイトルの復刻リリースが日本で実現。また、同年7月5日にはスティーヴン・タイラーがオジー・オズボーンの引退コンサートに出演し素晴らしいパフォーマンスを披露。ジョー・ペリーは、エアロスミスのバンドメイトであるギタリストのブラッド・ウィットフォードと「ジョー・ペリー・プロジェクト」を復活させ、さる8月13日の米国フロリダ州タンパ公演を皮切りに、9月17日のLA公演まで北米ツアーを展開。最終日のLA公演にはスティーヴン・タイラーがスペシャル・ゲスト出演して、大きな話題となり、エアロスミスの復活が期待されている。

【ヤングブラッド バイオグラフィー】
イギリス出身の次世代を担う若きロック・スター、ヤングブラッド(本名:ドミニク・リチャード・ハリソン)は1997年8月5日生まれ。4作目のアルバム『アイドルズ』をはじめ、これまでリリースしたアルバムは3度も全英チャート1位を獲得している。マシュメロ、アヴリル・ラヴィーン、マシン・ガン・ケリー、リル・ヨッティ、ブンリング・ミー・ザ・ホライズンなど、ジャンルを超えた数々のビッグ・アーティストらとのコラボレーション作品でも話題に。2022年、ステージ上での日本語での掛け声が大きな話題になったサマーソニックでの初来日後、2023年には自身初となる来日単独公演を成功させ、翌年にはアニメ『怪獣8号』のオープニング主題歌「Abyss」をリリース。2022年のヤングブラッドの楽曲「The Funeral」のMVにカメオ出演してもらった彼が敬愛するオジー・オズボーン、そしてオジーがヴォーカルを務めるブラック・サバスの最後のコンサート『Back to the Beginning』が2025年7月5日に開催され、ヤングブラッドはその満員の会場にてブラック・サバスの名曲「Changes」をパフォーマンス。その熱量あるカバーが絶賛されたことで7月18日にライヴ音源として配信リリース。そしてオジーが亡くなったあと、9月7日に開催された「2025 MTV Video Music Awards」のオジーの追悼コーナーに出演して、「Crazy Train」と「Changes」とパフォーマンス、その後エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーとともに「Mama, I'm Coming Home」を披露した。そのパフォーマンスはYouTubeに公開された当日のパフォーマンスの中で、最多視聴回数を記録している。力強い歌声に反し、その包み込むような愛に溢れた性格と、確固たる自分の意見を持ち常にファンの味方でいる、そんな赤裸々な姿勢と音楽が現代の多くの若者に共感と支持を得ている。

エアロスミス大全 野獣伝説、50年の軌跡

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著者:増田勇一(監修)
商品詳細
ヤングブラッド
『Idols』


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