「ウッドストック50」が開催地を失った理由

6月11日のMLCニュースで、「ウッドストック50」の開催地となる予定だったワトキンズ・グレン・インターナショナル(WGI)が、サイト・ライセンス契約を打ち切り、「ウッドストック50」を開催しないと発表したニュースをお伝えしましたが、その理由が明らかになりました。
〈Billboard〉によると、「ウッドストック50」の主催者側が、WGIに支払うべき30万ドル(約3,250万円)のライセンス料金のうち、残額となっていた15万ドルを支払期日の5月15日までに支払わなかったことが原因だったといいます。
「ウッドストック50」の主催者側は、イベントの元出資会社だった電通イージスとの裁判で、電通側が違法にイベントの銀行口座から引き出したという1,780万ドル(約19億2,600万円)を回収することは出来なかったものの、5月17日には新たな金融パートナーのオッペンハイマー&Co.と契約を結んだと発表し、WGIの社長は、6月3日に契約違反の通知書を送付する前にも、何度か「ウッドストック50」主催者側のグレゴリー・ペックとマイケル・ラングに支払いを要請していたとのことです。結局、WGIが6月3日に送付した通知書は、ペックが受け取りを拒否したためWGIに返送され、WGIは6月7日にEメールでペックに契約打ち切りを知らせたといいます。
WGIは、6月10日に契約打ち切りを公表した他、ニューヨーク州保険局に提出していた大規模イベント開催許可の申請書も取り下げています。
〈Billboard〉によると、「ウッドストック50」の主催者側が、WGIに支払うべき30万ドル(約3,250万円)のライセンス料金のうち、残額となっていた15万ドルを支払期日の5月15日までに支払わなかったことが原因だったといいます。
「ウッドストック50」の主催者側は、イベントの元出資会社だった電通イージスとの裁判で、電通側が違法にイベントの銀行口座から引き出したという1,780万ドル(約19億2,600万円)を回収することは出来なかったものの、5月17日には新たな金融パートナーのオッペンハイマー&Co.と契約を結んだと発表し、WGIの社長は、6月3日に契約違反の通知書を送付する前にも、何度か「ウッドストック50」主催者側のグレゴリー・ペックとマイケル・ラングに支払いを要請していたとのことです。結局、WGIが6月3日に送付した通知書は、ペックが受け取りを拒否したためWGIに返送され、WGIは6月7日にEメールでペックに契約打ち切りを知らせたといいます。
WGIは、6月10日に契約打ち切りを公表した他、ニューヨーク州保険局に提出していた大規模イベント開催許可の申請書も取り下げています。
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