デヴィッド・リー・ロス「ヴァン・ヘイレンは終わったよ」

来年のソロ・レジデンシー公演を発表したヴァン・ヘイレンのヴォーカリスト、デヴィッド・リー・ロス（9月10日MLCニュース参照）が、デトロイトのラジオ局WRIFの「Talkin’ Rock With Meltdown」でインタヴューを受け、今年の夏にヴァン・ヘイレンとのツアーが実現せず、ガッカリしたかと訊かれ、次のように語っています。

「あれは何回もキャンセルされてるし、ヴァン・ヘイレンは終わったと思ってるよ。俺にとっては、今度のラスヴェガスでのソロ・レジデンシー公演が次の段階なんだ。俺は事実上、バンドを受け継いだ。それが何を意味しようとね。要するに、受け継いだなら、誇りをもってやり続けるってことさ。ヴァン・ヘイレンは、世間が思うような方法では元に戻らないけど、エディには彼なりに言いたいことがあるはずだし、それは俺が言うことじゃないよ」
 
ロスは、ソロ・レジデンシー公演を発表した先月にも、別のラジオ番組で似たような発言をしていました。

「俺はこの先、十中八九ヴァン・ヘイレンの顔になる。エディがどうなってるのか知らないが、彼が呼びかけに応じることはないだろうね。ま、俺が推測することじゃないけどさ」
 
その理由が、最近憶測を呼んでいるエディの健康問題に関係しているのかと訊かれると、「それと同じ噂は聞いてるけど、俺があれこれ言うことじゃない」と語っていました。
 
今年初旬から、ヴァン・ヘイレンのクラシック・ラインナップが1984年以来となる再結成を果たすのではないかという噂が流れ、今年の夏にツアーが実現しなかった理由は明らかになっていませんが、ネット上ではエディの健康問題が理由ではないかと囁かれています。