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長年ヴァン・ヘイレンのエンジニアを務めたドン・ランディ死去
今月初め、ヴァン・ヘイレンのデビュー作を含む8枚のアルバム全てでエンジニアあるいは共同プロデューサーを務めたドン・ランディが亡くなりました。享年79。伝えられるところによれば死因は病気等ではなく、自然死とのことです。彼の訃報を伝えたのは「ヴァン・ヘイレン・ニュース・デスク」でした。
1947年2月26日生まれのランディは、ドアーズの『Waiting for the Sun』等の作品に関わった後、1971年にワーナー・ブラザーズ・レコードにスタッフ・エンジニアとして雇われました。彼は間もなく、ワーナーの専属プロデューサーとして名を挙げていたテッド・テンプルマンとパートナーシップを組み、ザ・ドゥービー・ブラザーズやリトル・フィート、ヴァン・モリソン他、数多くのアーティストたちの代表作を次々と世に出すこととなります。
■テッド_テンプルマンと共にドン・ランディが手がけたとされる主な作品(ヴァン・ヘイレンのデビューまで)
●1968
・Larry Carlton – With A Little Help From My Friends(UNI)
●1969
・Arlo Guthrie – Running Down The Road(Reprise)
・Jackie DeShannon – Put A Little Love In Your Heart(Imperial)
・Neil Young – Neil Young(Reprise)
●1970
・Chet Baker – Blood, Chet And Tears(Verve)
●1971
・The Esso Trinidad Steel Band – Esso(Warner Bros.)
・Van Morrison – Tupelo Honey(Warner Bros.)
●1972
・Van Morrison – Saint Dominic's Preview(Warner Bros.)
・The Doobie Brothers – Toulouse Street(Warner Bros.)
・Captain Beefheart And The Magic Band – Clear Spot(Reprise Records)
・Van Dyke Parks – Discover America(Warner Bros.)
・Little Feat – Sailin' Shoes(Warner Bros.)
・Randy Newman – Sail Away(Reprise)
●1973
・The Doobie Brothers – The Captain And Me(Warner Bros.)
・Gene Parsons – Kindling(Warner Bros.)
・Montrose – Montrose(Warner Bros.)
・Maria Muldaur – Maria Muldaur(Reprise)
・Larry Carlton – With A Little Help From My Friends(UNI)
●1969
・Arlo Guthrie – Running Down The Road(Reprise)
・Jackie DeShannon – Put A Little Love In Your Heart(Imperial)
・Neil Young – Neil Young(Reprise)
●1970
・Chet Baker – Blood, Chet And Tears(Verve)
●1971
・The Esso Trinidad Steel Band – Esso(Warner Bros.)
・Van Morrison – Tupelo Honey(Warner Bros.)
●1972
・Van Morrison – Saint Dominic's Preview(Warner Bros.)
・The Doobie Brothers – Toulouse Street(Warner Bros.)
・Captain Beefheart And The Magic Band – Clear Spot(Reprise Records)
・Van Dyke Parks – Discover America(Warner Bros.)
・Little Feat – Sailin' Shoes(Warner Bros.)
・Randy Newman – Sail Away(Reprise)
●1973
・The Doobie Brothers – The Captain And Me(Warner Bros.)
・Gene Parsons – Kindling(Warner Bros.)
・Montrose – Montrose(Warner Bros.)
・Maria Muldaur – Maria Muldaur(Reprise)
●1974
・The Doobie Brothers – What Were Once Vices Are Now Habits(Warner Bros.)
・Van Morrison – It's Too Late To Stop Now(Warner Bros.)
・Maria Muldaur – Waitress In A Donut Shop(Reprise)
・Randy Newman – Good Old Boys(Reprise)
・Montrose (2) – Paper Money(Warner Bros.)
・Graham Central Station – Graham Central Station(Warner Bros.)
・John Sebastian – Tarzana Kid(Reprise)
●1975
・The Doobie Brothers – Stampede(Warner Bros.)
・James Taylor – Gorilla(Warner Bros.)
・The Beau Brummels – The Beau Brummels(Warner Bros.)
・Van Dyke Parks – Clang Of The Yankee Reaper(Warner Bros.)
●1976
・The Doobie Brothers – Takin' It To The Streets(Warner Bros.)
・Carly Simon – Another Passenger(Elektra)
・The Doobie Brothers – Livin' On The Fault Line(Warner Bros.)
●1977
・Little Feat – Time Loves A Hero(Warner Bros.)
●1978
・Nicolette Larson – Nicolette(Warner Bros.)
・The Doobie Brothers – What Were Once Vices Are Now Habits(Warner Bros.)
・Van Morrison – It's Too Late To Stop Now(Warner Bros.)
・Maria Muldaur – Waitress In A Donut Shop(Reprise)
・Randy Newman – Good Old Boys(Reprise)
・Montrose (2) – Paper Money(Warner Bros.)
・Graham Central Station – Graham Central Station(Warner Bros.)
・John Sebastian – Tarzana Kid(Reprise)
●1975
・The Doobie Brothers – Stampede(Warner Bros.)
・James Taylor – Gorilla(Warner Bros.)
・The Beau Brummels – The Beau Brummels(Warner Bros.)
・Van Dyke Parks – Clang Of The Yankee Reaper(Warner Bros.)
●1976
・The Doobie Brothers – Takin' It To The Streets(Warner Bros.)
・Carly Simon – Another Passenger(Elektra)
・The Doobie Brothers – Livin' On The Fault Line(Warner Bros.)
●1977
・Little Feat – Time Loves A Hero(Warner Bros.)
●1978
・Nicolette Larson – Nicolette(Warner Bros.)
2人はまた、当時はまだ無名の存在だったサミー・ヘイガーというシンガーをフィーチュアしてカリフォルニアを拠点に活動していたハード・ロック・バンド、モントローズの最初の2枚のアルバムも手掛けていました。
モントローズはコマーシャルな意味では大々的にブレイクを果たすことはありませんでしたが、彼らのバンド名を冠した1973年のデビュー作は、同業のミュージシャンたちの間でも支持を集めました。その中にはヴァン・ヘイレンも含まれており、彼らは後に自分たちの1978年のデビュー・アルバムを制作する際、プロデューサーとしてテッド・テンプルマンを、エンジニアとしてランディを選んだ理由のひとつとして、モントローズの同作を担当していたのが彼らだったからと明言しています。
モントローズはコマーシャルな意味では大々的にブレイクを果たすことはありませんでしたが、彼らのバンド名を冠した1973年のデビュー作は、同業のミュージシャンたちの間でも支持を集めました。その中にはヴァン・ヘイレンも含まれており、彼らは後に自分たちの1978年のデビュー・アルバムを制作する際、プロデューサーとしてテッド・テンプルマンを、エンジニアとしてランディを選んだ理由のひとつとして、モントローズの同作を担当していたのが彼らだったからと明言しています。
ランディはデビュー作から続けて6枚目のアルバムまで、彼らのエンジニアを担当しました。また彼はエディ・ヴァン・ヘイレンが自宅裏の敷地内にホーム・レコーディング・スタジオの5150を造り上げる際にも大いに手助けし、このスタジオはバンドの大ヒット作『1984』で最初に使用されました。
ヴァン・ヘイレンがシンガーのデヴィッド・リー・ロスと袂を分かった後──テンプルマンは彼の側について去ったので──ランディは共同プロデューサーに昇格し、1986年のヘイガー加入第一作『5150』と1988年の『OU812』を手掛けました。
ランディのヴァン・ヘイレンとの新作アルバムでの仕事は『OU812』が最後になりましたが、彼は近年様々なヴァン・ヘイレンのアルバムのリイシュー・キャンペーンのため、あるいは拡張版ボックス・セットのためのリマスタリング作業を手伝っていました。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
ヴァン・ヘイレンがシンガーのデヴィッド・リー・ロスと袂を分かった後──テンプルマンは彼の側について去ったので──ランディは共同プロデューサーに昇格し、1986年のヘイガー加入第一作『5150』と1988年の『OU812』を手掛けました。
ランディのヴァン・ヘイレンとの新作アルバムでの仕事は『OU812』が最後になりましたが、彼は近年様々なヴァン・ヘイレンのアルバムのリイシュー・キャンペーンのため、あるいは拡張版ボックス・セットのためのリマスタリング作業を手伝っていました。
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『Discover America』
Amazon Music(MAY 01 1972)
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モントローズ
『Montrose』
・Amazon Music(OCT 17 1973)
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