ザ・マフスのシンガー/ソングライター、キム・シャタックが56歳で死去

The Muffs「Sad Tomorrow」
米ポップ・パンク・バンド、ザ・マフス(The Muffs)のシンガー/ソングライターで、フロントウーマンとしてヴォーカル/ギターを担当していたキム・シャタック(Kim Shattuck)が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の合併症により、10月2日に56歳で亡くなりました。
 
シャタックの夫であるケヴィン・サザーランドが、インスタグラムで訃報を伝えています。

「今朝、愛するキムが、2年に及んだALSとの闘いを終え、眠りながら安らかに他界しました。今の私がいるのは、彼女のおかげです。彼女の音楽、彼女と分かち合った思い出、そして彼女の強烈なクリエイティヴ精神を通じ、彼女は私たち全員と生き続けていくでしょう。キミー、ずっと愛しているよ。人生を僕と分かち合ってくれてありがとう」
 
シャタックは、1985年から1990年まで、LAのロック・バンド、ザ・パンドラズ(The Pandoras)でギタリストとして活動した後、1991年にザ・マフスを結成。バンドはこれまでに6枚のアルバムをリリースし、7枚目のアルバム『No Holiday』は、今月の10月18日にリリース予定となっています。
 
またシャタックは、2013年にピクシーズのベーシスト、キム・ディールの後任として、バンドのヨーロッパ・ツアーに参加しましたが、ツアーが終了した同年11月にピクシーズから解雇されていたということもありました。

ご冥福をお祈りいたします。
The Muffs「Lucky Guy」
The Muffs『No Holiday』trailer

 

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