2020年「ロックの殿堂」入りアーティスト発表

昨年10月16日のMLCニュースで2020年「ロックの殿堂」入りにノミネートされた16組のアーティスト／バンドをお知らせしましたが、その中からデペッシュ・モード、ドゥービー・ブラザーズ、ホイットニー・ヒューストン、ナイン・インチ・ネイルズ、ノトーリアスB.I.G.、T.レックスの計6組が2020年「ロックの殿堂」入りを果たすことになりました。

ただしご存知の通り、T・レックスのフロントマンだったマーク・ボランは1977年に自動車事故で他界し、ノトーリアスB.I.G.は1997年に、ホイットニー・ヒューストンは2012年に亡くなっています。

また、ミュージシャン以外でロック界に大きな影響を与えたソングライターやプロデューサー、レコード会社のエグゼクティヴ、ディスク・ジョッキー、ジャーナリストらに授与される、アトランティック・レコード創立者の名を冠した「アーメット・アーティガン賞（Ahmet Ertegun Award）」が、ブルース・スプリングスティーンのプロデューサーで知られるジョン・ランドー（Jon Landau）と、エイゾフMSGエンターテイメントのCEOを務める音楽業界の重鎮、アーヴィング・エイゾフ（Irving Azoff）に贈られます。

今回のファン投票では、デイヴ・マシューズ・バンドとパット・ベネターが１位と2位にランクされていましたが、ファン投票の勝者が殿堂入りを果たせなかったのは、今回が初めてのことだそうです。

殿堂入りの式典は、5月2日にオハイオ州クリーヴランドのパブリック・オーディトリアムで開催され、HBOで生中継されるほか、SiriusXM のラジオ番組「Rock and Roll Hall of Fame」でも生放送されます。