メキシコのプロテスト・シンガー、オスカル・チャヴェスが新型コロナにより85歳で死去
La Casita - Oscar Chavez
メキシコで最も有名なプロテスト・シンガーの一人で、ソングライターや俳優としても活動していたオスカル・チャヴェス(Oscar Chavez)が4月30日、新型コロナウイルスの合併症により入院先の病院で亡くなりました。享年85。
チャヴェスのスタッフによると、チャヴェスは新型コロナウイルスの症状が出たため、4月29日から入院していたそうです。
メキシコの大学で演劇を学んだチャヴェスは、その後メキシコの映画やTVドラマを制作し、俳優としても出演していました。60年代からバラードを歌い始め、自身の音楽で国際的に名を上げ、「Por Ti」や「Macondo」といった曲はラテン・アメリカのスタンダードになりました。また、腐敗したメキシコ政界のエリートたちを風刺したフォーク・スタイルの歌「La Casita」が有名で、チャヴェスは2019年までコンサートを行なっていたそうです。
メキシコの文化庁からは、「闘争の声が沈黙したことを知り、非常に残念です」と追悼メッセージが寄せられています。
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