カルロス・サンタナの弟でミュージシャンのホルヘ・サンタナが68歳で死去

カルロス・サンタナの弟で、ミュージシャンのホルヘ・サンタナ（Jorge Santana）が5月14日、サンフランシスコの自宅で心臓麻痺のため亡くなりました。享年68。

カルロス・サンタナがフェイスブックで訃報を発表し、「最愛の弟ホルヘの高尚な精神を称えます。彼は一点の曇りもない光の世界へと旅立ちました」と綴っています。

メキシコのハリスコ州で3人兄弟の末っ子として生まれたホルヘは、カルロスに続いてギターを演奏するようになり、14歳でサンフランシスコのハイスクール・バンドに加入しました。このバンドが後にマロ（Malo）というバンドに名を変え、1972年発表のデビュー・アルバム『Malo』はビルボードのアルバム・チャートで第14位を記録し、シングル「Suavecito」も18位に入りました。マロは、ディック・クラークのテレビ番組『アメリカン・バンドスタンド』にも出演していますが、4枚のアルバムを発表して1974年に解散しました。