連載第1回 1966年6月29日、ビートルズついに日本上陸!

【短期集中連載・全5回 その時『ミュージック・ライフ』は】

6月29日(月)−7月3日(金) ビートルズは終わらない「ビートルズ来日週間特集」

写真:長谷部 宏 pic:Koh Hasebe / ML Images / Shinko Music
1966年6月29日15時、東京ヒルトンホテルの紅真珠の間にて、記者会見はスタート。向かって左側のテーブル中央がブライアン・エプスタイン。右側のテーブル左端が広報のトニー・バーロウ。

 

本日6月29日は、日本記念日協会認定の「ビートルズの日」──1966年(昭和41年)のこの日に最初で最後の来日を果たしたことを記念して、ザ・ビートルズの楽曲を手がける株式会社EMIミュージック・ジャパン(当時)によって制定されました(一般社団法人・日本記念日協会HPより)。つまり54年前の今日、ビートルズの4人は初めて日本の地を踏んだのです!

そして5回の公演・5日間の滞在を終えて日本を離れたのが7月3日。ということで、本日より今週金曜の7月3日まで、全5回で「54年前の今日、日本滞在中のビートルズは」と「その時『ミュージック・ライフ』は」の2点に焦点を当てた、コンパクトな短期集中連載をお送りします。
1966年6月29日(水) ビートルズ、日本到着

ビートルズを乗せたJAL412便は、前日28日夜に到着予定だったが、台風4号のため大幅に遅れ、29日早朝3時39分に羽田国際空港に到着。ビートルズ一行はそのままホテルに移動、東京ヒルトンホテル10階ワンフロアを貸し切っての宿泊。

この日の朝11時前頃に、ビートルズの広報担当トニー・バーロウ氏から、『ミュージック・ライフ』星加編集長に電話が入る。「前年ロンドンで独占取材を行なった星加編集長にメンバーが会いたがっているので、ヒルトンホテルに部屋を押さえておくように──」。これを受けて編集部は、急遽メンバーら宿泊の一階下、9階の934号室を押さえ、取材に備える。

そして同日午後3時。合同記者会見がヒルトン・ホテル紅真珠の間において行なわれ、そこには200人を超す報道陣が集まった──。
1960〜90年代にかけて、雑誌『ミュージック・ライフ』は、フォトグラファー長谷部 宏氏を中心にした撮影陣で、数多くの海外アーティストの写真を撮り続けて来ました。60年代にはビートルズ、70年代にはクイーン、KISS、チープ・トリック、ジャパン、80年代にはボン・ジョヴィやデュラン・デュラン……などなど、撮りためたポジ・フィルムやプリントは、数十万枚にも及ぶ量になります。しかもその貴重さは世界的レベルのため、海外からのリクエストも絶え間なく寄せられています。

現在我々は、そのコレクションを「ML Images」と名付け、膨大な量の写真を地道に整理整頓しつつ、貸し出すサービスを行なっており、ライブラリへアップロード済みの画像は目下約3万点で、現在も増え続けております。ご利用をご希望のメディア/展示スペースの方は、弊社までご連絡いただければ、具体的なご希望がない場合でもスタッフがお応えいたします。お気軽にご相談ください。メールはこちらから。

※個人の方へのご提供は行なっておりません。

「ビートルズと日本」週刊誌の記録 来日編

3,080円

ビートルズは終わらない

2,200円
商品詳細

ザ・ビートルズ 

『レット・イット・ビー』

CD(2013/11/6)¥2,546
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