UFOのオリジナル・ベーシスト、ピート・ウェイが69歳で死去
英ハード・ロック・バンドUFOの創設メンバーで、ベーシストのピート・ウェイ(Pete Way)が8月14日、69歳で亡くなりました。
ピートのフェイスブックによると、2ヵ月前の事故で命にかかわる大怪我を負い、最後まで闘病したものの、妻のジェニーが見守る中、8月14日午前11時35分に息を引き取ったとのことです。
英ミドルセックスに生まれたピートは、1969年にフィル・モグ、ミック・ボルトン、アンディ・パーカーらとホーカス・ポーカス(Hocus Pocus)を結成、後にUFOに改名し、1971年のデビュー・アルバム『UFO1』と翌年の『UFO2』は、英国ではヒットしませんでしたが、日本、フランス、ドイツで成功を収めました。実際1971年には初来日も果たし、9月25日の日比谷野外音楽堂での公演を収録したアルバム『U.F.O. Landed Japan - Live at Hibiya Park, Tokyo』を残しています(LPは72年発売/2018年に初CD化)。
ピートはUFO1982年のアルバム『Mechanix』を最後に脱退し、その後は元モーターヘッドのエディ・クラークとファストウェイを結成しましたが、レーベルとの契約問題により脱退。その後、オジー・オズボーンのツアーにベーシストとして参加し、1982年に自身が結成したウェイステッドのデビュー・アルバム『Vices』は、UKチャートに入りました。
その後、1992年にフィル・モグとUFOを再始動し、アルバム『High Stakes & Dangerous Men』をリリースするなど、2008年までUFOで活躍していました。
ピートのエネルギッシュなライヴ演奏は、バンドのワールド・ツアーの核となり、彼のメロディックなベース・ラインは、UFOの名声とレガシーを築いた不朽の名曲を支えていました。
また2018年にはピート・ウェイ・バンドを結成し、アルバム『Misanthropy』をリリース、2019年には元UFOのメンバー二人を加えた新たなラインナップでUKツアーも行なっていました。
なおピートは、トゥイステッド・シスターやコックニー・リジェクツといったハード・ロック/パンク・バンドのプロデューサーとしても活躍していました。
UFOは、「ピートの訃報などバンドの誰もが聞きたくなかった。ピート、安らかに」と追悼メッセージを発表し、オジーは、「あまりにも悲しい知らせだ。ピートとは何年も会ってなかったが、俺たちには素晴らしい思い出と信じられないような物語がある」と綴っています。
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