カエターノ・ヴェローゾの新ドキュメンタリー『Narcissus Off Duty』、トレーラー公開
Narcissus off Duty (Offical Trailer) [Subtitled]
ブラジルの伝説的シンガー/ソングライター、カエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)の新たなドキュメンタリー『Narcissus Off Duty』が9月7日のヴェネツィア映画祭で初上映されることになり、トレーラー映像が公開されました。監督は、レナート・テッラ(Renato Terra)とリカルド・カリル(Ricardo Calil)。
この映画では、ヴェローゾが1968年12月にブラジルの軍事独裁政権に逮捕された時のことを振り返り、その辛い経験が彼の音楽をどのように方向づけたのかを描いています。
ヴェローゾは、ジョアン・ジルベルト(2019年7月8日MLCニュース参照)から多大な影響を受け、1967年にガル・コスタとのボサ・ノヴァのデュエット・アルバム『Domingo』をリリースしましたが、その後はビートルズの影響などから、欧米のロックとブラジルのポピュラー音楽などを融合させた国際的かつ社会意識的な音楽へと移行しました。
1968年に反軍事政権を提唱する「トロピカリア」と呼ばれる音楽ムーヴメントを立ち上げ、非国家主義を象徴する曲を歌っていた彼は、捏造された疑惑のために容疑者となり、2ヵ月近く投獄されました。
その後ロンドンで亡命生活を余儀なくされたヴェローゾは、1972年に帰国し、ブラジル音楽にとどまらずラテン・アメリカ音楽、更には彼のアルバム・プロデュースを手掛けたアート・リンゼーやベックなど欧米のポップ・シーンにも影響を与える存在として、現在も第一線で活動を続けています。
ヴェローゾは、ジョアン・ジルベルト(2019年7月8日MLCニュース参照)から多大な影響を受け、1967年にガル・コスタとのボサ・ノヴァのデュエット・アルバム『Domingo』をリリースしましたが、その後はビートルズの影響などから、欧米のロックとブラジルのポピュラー音楽などを融合させた国際的かつ社会意識的な音楽へと移行しました。
1968年に反軍事政権を提唱する「トロピカリア」と呼ばれる音楽ムーヴメントを立ち上げ、非国家主義を象徴する曲を歌っていた彼は、捏造された疑惑のために容疑者となり、2ヵ月近く投獄されました。
その後ロンドンで亡命生活を余儀なくされたヴェローゾは、1972年に帰国し、ブラジル音楽にとどまらずラテン・アメリカ音楽、更には彼のアルバム・プロデュースを手掛けたアート・リンゼーやベックなど欧米のポップ・シーンにも影響を与える存在として、現在も第一線で活動を続けています。


商品情報
カエターノ・ヴェローゾ
『カエターノ〜ザ・ディフィニティヴ・コレクション』
CD(2012/5/27)¥2,460
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『カエターノ〜ザ・ディフィニティヴ・コレクション』
CD(2012/5/27)¥2,460

商品情報
カエターノ・ベローゾ
『ドミンゴ』
CD(2014/6/11)¥1,018
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CD(2014/6/11)¥1,018
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