【ミュージック・ライフ写真館】ボン・ジョヴィ、“スーパー・ロック '84 イン・ジャパン”で初来日!【ML Imagesライブラリー】
【ミュージック・ライフ写真館/ML Imagesライブラリー 撮影:長谷部 宏、塚越みどり pix : Koh Hasebe, Midori Tsukagoshi / ML images / Shinko Music】
映画『ボン・ジョヴィ フロム・アンコール・ナイツ』公開記念!──60年代から『ミュージック・ライフ』のために長谷部 宏/小嶋秀雄/塚越みどりらが撮りためてきたミュージシャン/グループの写真は、もはや文化財級のコレクションとなっております。その膨大なライブラリ “MLイメージズ”より、その時々のトピックに合わせお送りしている「ミュージック・ライフ写真館」、今回は映画の劇場公開記念として、ボン・ジョヴィを取り上げます。
なお、大阪のシネ・リーブル梅田では前売り券発売と同時に即完売となり、急遽追加上映が決定。詳しくは以下の関連ニュースをご覧ください。
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ボン・ジョヴィは1984年に『夜明けのランナウェイ』でデビューすると同時に世界中で熱狂を巻き起こし、日本もその例外ではありませんでした。そのためアルバム・リリースから間も無く、同年夏には大型ロック・フェス「スーパー・ロック '84 イン・ジャパン」で初来日。
「スーパーロック ’84イン・ジャパン」とは、1984年8月にハードロック系のグループばかりが集い、全国4ヵ所の球場などを会場に行なわれた大型ロック・フェスで、出演したのはアンヴィル、ボン・ジョヴィ、スコーピオンズ、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイクの5グループ。しかし錚々たる顔ぶれが並ぶ中にあって、すでにボン・ジョヴィ目当てに会場に訪れたファンも少なくありませんでした。『ミュージック・ライフ』編集部は初日となった8月4日(土)の名古屋球場公演に加え、11日(土)の所沢球場公演(当時。現・メットライフドーム)にも長谷部・塚越の撮影班を送り込みます。
まずはそこから、ナゴヤ球場でのステージの様子を。
「スーパーロック ’84イン・ジャパン」とは、1984年8月にハードロック系のグループばかりが集い、全国4ヵ所の球場などを会場に行なわれた大型ロック・フェスで、出演したのはアンヴィル、ボン・ジョヴィ、スコーピオンズ、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイクの5グループ。しかし錚々たる顔ぶれが並ぶ中にあって、すでにボン・ジョヴィ目当てに会場に訪れたファンも少なくありませんでした。『ミュージック・ライフ』編集部は初日となった8月4日(土)の名古屋球場公演に加え、11日(土)の所沢球場公演(当時。現・メットライフドーム)にも長谷部・塚越の撮影班を送り込みます。
まずはそこから、ナゴヤ球場でのステージの様子を。
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(以下すべての画像はタップ/クリックで拡大できます)
「この時のオーディエンスも、おそらく今や還暦前後」というのはこの「ミュージック・ライフ写真館」では常套句となっておりますので、まずは37年前の客席から。そして以下は初めての日本でのステージの様子ですが、日の丸を手にスピーカーによじ登って見渡すジョン以下、モノクロの静止画からも本人たちの張り切り具合、また演奏の熱気もビシビシ伝わってまいります。背景に映り込むスタンド、照明灯など、特に名古屋の方には懐かしいのでは(現在は改修を経て中日ドラゴンズ2軍のホーム・スタジアムとして使用されているようです)。
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そしてお次は8月12日(日)、埼玉・西武球場での客席/ステージより。今ではドームで覆われた同会場、ナゴヤ球場同様、時代の変遷は写り込んだ背景からも感じられます。対して当人たちは、こうして見るとかえってあまりお変わりないようにも見えますが。当時最年少のジョンとデヴィッド・ブライアンが22歳、最年長だったアレック・ジョン・サッチさえ32歳でした。そして最後の2枚は順序が前後しますが、初日の前日に行なわれた名古屋でのインタヴュー取材時に撮影されたオフショット。取材も撮影も相当大変だったようです。詳しくは下の、当時の誌面でご確認ください。
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ここからは当時の誌面をそのままご覧いただきます。ボン・ジョヴィ初来日公演となる「スーパーロック ’84 イン・ジャパン」のリポートが掲載されたのは『ミュージック・ライフ』1984年10月号。当然巻頭のグラビアで何よりステージの様子をカラーで掲載、メインアクトのホワイトスネイクにはコージー・パウエルが在籍しており、加えてマイケル・シェンカー・グループとスコーピオンズと居並ぶ中、ボン・ジョヴィの扱いの大きさはなかなかのものでは? アンヴィルの皆さんが少々気の毒になりますが。
そして同じ号に掲載されたインタヴュー。まず特集の扉ページには、上でも使用した名古屋での撮影のあのファン4人のカットが使用されていました。
そして同じ号に掲載されたインタヴュー。まず特集の扉ページには、上でも使用した名古屋での撮影のあのファン4人のカットが使用されていました。
異様にテンションの高いインタヴューです。ジョンあたりはちょっと諌めたくなるほどの若さと熱気にあふれていてとても可愛らしくもありますが、希望に溢れ野望に燃え、頭の中では何十年後の未来も思い描いていたことでしょう。しかし同時に、ベースとなる部分は一番最初のこの時から、37年経った今も変わっていないことがよく分かるインタヴューでもあります。
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現在我々は、そのコレクションを「ML Images」と名付け、膨大な量の写真を地道に整理整頓しつつ、貸し出すサービスを行なっており、ライブラリへアップロード済みの画像は目下約3万点で、現在も増え続けております。ご利用をご希望のメディア/展示スペースの方は、弊社までご連絡いただければ、具体的なご希望がない場合でもスタッフがお応えいたします。お気軽にご相談ください。メールはこちらから。
※個人の方へのご提供は行なっておりません。
現在我々は、そのコレクションを「ML Images」と名付け、膨大な量の写真を地道に整理整頓しつつ、貸し出すサービスを行なっており、ライブラリへアップロード済みの画像は目下約3万点で、現在も増え続けております。ご利用をご希望のメディア/展示スペースの方は、弊社までご連絡いただければ、具体的なご希望がない場合でもスタッフがお応えいたします。お気軽にご相談ください。メールはこちらから。
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