チルドレン・オブ・ボドムのフロントマン、アレキシ・ライホが41歳で死去

チルドレン・オブ・ボドム公式フェイスブック・ページより



フィンランド出身のメロディック・デスメタル・バンド、チルドレン・オブ・ボドム(Children Of Bodom)のギタリスト/ヴォーカリストを務めたアレキシ・ライホ(Alexi Laiho)が、12月末にヘルシンキの自宅で死去しました。享年41。

死因は発表されていませんが、長期にわたり健康問題を抱えていたそうです。

チルドレン・オブ・ボドムのバンド仲間だったヤスカ・ラーチカイネンとヘンカ・ブラックスミス、ヤンネ・ウィルマンの3人は、フェイスブックで次の声明を発表しています。

「彼との友情は25年以上続いた。我々はブラザーを失い、世界は驚異的なソングライターで史上最も素晴らしいギタリストの一人を失った。アレキシの思い出と音楽は永遠に生き続ける」

11歳でギターを弾き始めたライホは、1993年にドラマーのヤスカ・ラーチカイネンとインアースド(IneartheD)を結成し、1997年にチルドレン・オブ・ボドムに改名しました。

同年発表したデビュー・アルバム『Something Wild』はフィンランドのアルバム・チャートで20位を記録し、セカンド・アルバム『Hatebreeder』をリリースした1999年には、イン・フレイムスのサポート・バンドとして初来日を果たしました。

2003年のアルバム『Hate Crew Deathroll』がフィンランドのチャートで第1位を獲得し、バンドは2019年に至るまで10枚のアルバムをリリース、フィンランドを代表するメロディック・デスメタル・バンドとして高く評価されていましたが、2019年12月のライヴを最後に解散しました。

その後、ライホは2020年に新バンドのボドム・アフター・ミッドナイトを結成し、バンドと3曲をレコーディングしたほか、1本のミュージック・ビデオも撮影していました。これらの曲は今後リリースされる予定ですが、バンド仲間のダニエル・フレイベリとミトヤ・トイヴォネン、ワルッテリ・ヴァユリュネンの3人は、「親友でバンド・メンバーの急死に打ちひしがれ、このショックと悲しみは言葉にできない」と語っています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
Children Of Bodom
Needled 24/7 (HD)
CHILDREN OF BODOM
Transference (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
CHILDREN OF BODOM
Morrigan (OFFICIAL VIDEO)
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