ベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンが65歳で急逝

スコットランド出身のポップ・ロック・バンド、ベイ・シティ・ローラーズの全盛期にヴォーカリストを務めたレスリー・マッコーエン(Leslie McKeown)が4月20日、65歳で急逝しました。

妻と息子がSNSで訃報を発表していますが、死因は公表されていません。

「深い悲しみと共に、最愛の夫で父でもあるレスリー・リチャード・マッコーエンが亡くなったことをお知らせします。レスリーは2021年4月20日(火)、自宅で突然亡くなりました。私たちは現在、葬儀の準備をしており、大きな喪失感によるショックを受けていますので、プライヴァシーを尊重していただければ幸いです。ケイコ&ジューベイ・マッコーエン」
エジンバラ生まれのマッコーエンは、10代だった1973年後半にベイ・シティ・ローラーズに加入し、1978年までフロントマンを務めました。

レスリーの加入後からティーンのアイドルになったバンドは、1974年のデビュー・アルバム『Rollin’』(邦題『エジンバラの騎士』)や1975年の『Once Upon A Star』(邦題『噂のベイ・シティ・ローラーズ』)をはじめ複数のアルバムがUKチャートのトップ10に入り、1975年のシングル「Bye Bye Baby」と「Give a Little Love」がUKチャートで第1位を記録、「Saturday Night」は全米チャートで第1位を記録し、ローラーズはキャリアを通じ、世界中で1億2,000万枚のレコードを売り上げました。

弊社も雑誌『ロックショウ』で彼らを猛プッシュ、日本でも大人気を博し、一時は「タータン・ハリケーン」として社会現象にもなったほどでした。

1978年にローラーズを脱退したレスリーは、1979年から2016年にかけて9枚のソロ・アルバムをリリースし、2015年にはローラーズのリユニオン・コンサートに参加、最近では「Les McKeown’s Bay City Rollers」としてツアーを行ない、今年も7月からスタートする長期ツアーを発表していました。

レスリーは2015年、『ベルファスト・テレグラフ』のインタヴューで次のように語っています。

「ステージでパフォーマンスしながら観客の笑顔を見るのは何物にも代えがたい。僕は15歳でバンドに入り、続いてローラーズに加入したから、きちんとした職についたことがないんだ。最初のパフォーマンスはそれほど上手くなかったけど、あれが生まれながらにして定められた仕事だったんだと、今になってわかったよ」

安らかなる眠りをお祈りいたします。


公式サイト:lesmckeown.com
Saturday Night
Bay City Rollers
Bay City Rollers
Saturday Night • TopPop
Bay City Rollers
Bye Bye Baby • TopPop
Money Honey
Bay City Rollers
Bay City Rollers
Shang-A-Lang

I Only Wanna Be With You
Bay City Rollers - 1976

Bay City Rollers
You made me believe in magic 1977
Krofft, Bay City Roller Show.
Episode. Rollers Move In. 1978
BAY CITY ROLLERS REUNION
LIVE AT MANCHESTER ARENA
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