シンデレラのギタリスト、ジェフ・ラバーが58歳で死去

ラバーは、1985年に解雇されたオリジナル・ギタリストのマイケル・ケリー・スミスの後任としてシンデレラに加入しました。

しかしながら、シンデレラは1994年のアルバム『Still Climbing』を最後に活動休止となり、この間ラバーは兄弟でピザ屋を経営し、建設業に携わりながら生計を立てていました。

また、シンデレラのエリック・ブリッティンガムが結成したネイキッド・ベガーズ（Naked Beggars）でも活動していましたが、2007年に脱退し、インターネット・ラジオ番組『Late Night with the LaBar’s』で司会を務めたほか、2014年にはソロ・デビュー・アルバム『One For The Road』をリリースし、息子のセバスチャンとアルバムのサポート・ツアーも行なっていました。

シンデレラは1997年から活動を再開し、ライヴ・アルバムのリリースや時折ツアーも行なっていましたが、ここ数年はフロントマンのトム・キーファーがソロ活動に専念し、バンドとしての活動は再び休止状態になっていました。

ラバーは2016年、シンデレラの活動休止について、ポッドキャストの番組『Another FN Podcast With Izzy Presley』で次のように語っていました。
「俺の推測だけど、全ては俺のせいだと思うんだ。俺の飲酒問題は周知の事実だったし、シンデレラが出演したクルーズ船のライヴで醜態を晒してしまったからね。全員が見てる前で泥酔して転倒したんだ。それがメンバー間の亀裂を生んだと思ってる。特にトムとのね。それに俺はこのインタヴューでもシラフじゃない。それが問題なんだよ。俺はフレッドとエリックと時々話すだけで、トムとはもう話してない。彼はかなり俺に失望していて、俺が死ぬのを見たくないんだと思う」

息子セバスチャン、父親ボブ・ラバー他、多くの追悼メッセージがこちらの記事にまとめられています。