レディー・ガガ＆トニー・ベネット、NYC最後のジョイント・コンサート開催

レディー・ガガとトニー・ベネットが、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで8月3日と5日の2夜にわたり、ジョイント・コンサート「One Last Time : An Evening with Tony Bennett and Lady Gaga」を行なうことになりました。

8月3日はベネット95歳の誕生日にあたり、ベネットにとってはこれがニューヨーク・シティで行なう最後の公演になるようです。

ベネットは今年2月、2016年にアルツハイマー病と診断されたことを明かしていますが（2月3日MLCニュース参照）、パンデミックが始まるまでパフォーマンスとツアーを続けていました。

ベネットとガガは、2011年5月にチャリティ・イベントで出会い、同年ベネットが発表したアルバム『Duets II』の収録曲「The Lady Is a Tramp」でデュエットし、2014年には二人のデュエット・アルバム『Check to Check』がリリースされました。
このアルバムは、グラミー賞の「最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」に輝き、同作の続編に取り掛かっていた二人は、年内に新たなコラボ・アルバムをリリースする予定です。

今回の公演では、「Great American Songbook」（20世紀初頭以降、最も重要で大きな影響を与えたアメリカ古来のポピュラーとジャズのスタンダード・ナンバーの総称）の楽曲がフィーチャーされる予定で、トニー・ベネット・カルテットとブライアン・ニューマン・カルテットにビッグ・バンドとオーケストラが加わります。

またベネットは、NYCではありませんが、9月25日と10月17日にもパフォーマンスが予定されています。