ZZトップのベーシスト、ダスティ・ヒルが72歳で死去

ZZトップのベーシスト/シンガーだったダスティ・ヒル(Dusty Hill)が7月27日の夜、テキサス州ヒューストンの自宅で就寝中に亡くなりました。享年72。死因は明らかにされていません。

ZZトップのビリー・ギボンズ(g/vo)とフランク・ベアード(ds)が7月28日、次の声明を発表しています。

「本日、我々の親友ダスティ・ヒルがヒューストンの自宅で就寝中に亡くなったというニュースを聞き、悲しみに暮れている。我々と世界中のZZトップのファンは、キミの確固たる存在感と気立ての良さ、ZZトップに重要な基盤を提供していた揺るぎない責任感を忘れることはない。我々は永遠に “Blues Shuffle in C” と繋がっている。アミーゴ、キミがいなくなり物凄く寂しくなる。──フランク&ビリー」
ZZトップは、7月16日からUSツアー「A Celebration With ZZ Top」をスタートさせたばかりでしたが、ツアー当初から腰に問題を抱えていたヒルは、7月23日の公演を欠席し、ギター・テックのエルウッド・フランシスが代役を務めていました。
ZZトップはヒルの訃報に続き、7月28日の公演をキャンセルしています。

1949年にテキサス州ダラスで生まれたヒルは、60年代から兄弟のロッキー・ヒルと、後にZZトップのドラマーになるフランク・ベアードと共に地元のバンドで演奏していました。その後、ヒューストンへ移住したヒルとベアードは、1969年にビリー・ギボンズと3人でZZトップを結成、1971年にデビュー・アルバム『ZZ Top’s First Album』をリリースしました。

それ以来50年にわたり、不動のラインナップを誇るZZトップは15枚のスタジオ・アルバムをリリースし、2004年には「ロックの殿堂」入りを果たしました。

ヒルの訃報を受け、ジョン・フォガティが次のコメントを発表しています。
「ダスティの訃報を聞き、ショックで呆然としています。僕らは素晴らしいダスティとZZトップと何度も共演し、本当に幸運でした。あれを “ロックンロール天国” と言わずして何と言うのでしょう。つい先週共演したショウが彼の最後だったかと思うと、胸が張り裂けそうです」

安らかなる眠りをお祈りいたします。
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